北海道で初めて “アイスクリーム” を販売したお店といえば、小樽市 の「アイスクリームパーラー美園」。
大正時代に創業し、2019年6月9日で100年目をむかえた、名実ともに北海道一の歴史を持つ “アイスクリーム屋さん” です!
創業当時からの伝統を受け継いだ味は、今もなお健在。
今回は そんな “アイスクリームパーラー美園” の 大正レトロな アイスクリームをご紹介します。
「アイスクリームパーラー美園」への アクセス方法
「パーラー美園」があるのは、小樽の中心部のアーケード街 “小樽都通り商店街” の中。
“都通り商店街” には クリームぜんざい で有名な “あまとう” や、あんかけ焼きそばの名店 “桂苑” などの、有名な飲食店が多数あることでも知られています。
JR「小樽駅」から “都通り商店街” へ向かう場合、真っすぐに 海の見える 港のある方向を目指しましょう。
すこし進むと すぐに商店街のアーケードが見えてくるはずです。
所要時間は 徒歩2~3分くらい。詳しいルートは 以下のリンクをクリックしてみてください。
なお “パーラー美園” には 駐車場が 2台完備されていました。
車で向かう場合は、こちらの駐車場を利用しましょう。
店舗情報 | |
【店名】 | アイスクリームパーラー美園 |
【住所】 | 小樽市稲穂2丁目12-15 |
【電話番号】 | 0134-22-9043 |
【営業時間】 | 11:00~18:00 |
【定休日】 | 火・水曜 ※祝日等の場合は振替あり |
【駐車場】 | あり(無料) |
【キャッシュレス決済】 | – |
【公式サイト】 | http://misono-ice.com/ |
【外部サイト】 | ぐるなび / ホットペッパー |
【地図を表示】 | グーグルマップはこちら |
「アイスクリームパーラー美園」の 大正生まれのレトロアイスクリーム
ハーフ&ハーフ 550円
前述のとおり「パーラー美園」のアイスクリームは、北海道初のアイスクリーム。
小樽の港が商業港として栄えていた 1919年、外国船から伝わってきた製法をもとに 北海道ではじめて製造・販売されました。
“ハーフ&ハーフ” は パーラー美園の 100周年につくられた、記念すべきメニューなのです!
現在でも 当時から受けついだ伝統を守りながらつくられる、北海道最古のレトロアイスクリーム。
本当にすごいのは それだけではなく、こだわり抜いた厳選素材で作られているからだということも忘れてはいけません!
「パーラー美園」では、今もなお 厳選された素材を追求しています。
厳選素材の数々
- 赤井川村の新鮮・純良な牛乳
- 鶏卵は “ヨード卵 光”
- 北海道の銘木 “アカシア” の蜂蜜
アイスクリームの乳脂肪分は “5~6%” で、これはイタリアンジェラートの乳脂肪分と同程度なんだとか。
そんな「パーラー美園」のアイスクリームを実食。
乳脂肪分が高くない分、あっさり・さっぱりで、その分 卵のコクがより深い!
柑橘系の香り(公式には “果実” と表記)感じ、ときおり鼻から抜けるさわやかさも魅力的です。
アイスもソフトも基本の味は同じですが、個人的には より創業当時の味に近いと思われる、固めで少しシャリシャリとした “アイスクリーム” がおすすめです。
符鈴伯福栄(ぷりんぱふぇ) 780円
アイスやソフトも美味しいですが、お店の一番人気は なんといっても 自家製プリンを使った “符鈴伯楽栄(プリンパフェ)”。
ギッシリと詰まった “アイスクリーム” の上には、“プリン・さくらんぼ・みかん・ホイップクリーム” が のっていました。
プリンは しっかり目で、最近ではあまり見かけないくらい ハッキリとした主張強めの甘さ。
それ以上にインパクトがあったのが、かなり強めな “たまごの風味”!
アイスクリームにも負けないくらい風味豊かで、これを目当てに訪れるお客さんが多いのもうなずけます。
やわらかめなアイスとの相性もバツグンのプリン!
オーブンで焼いてつくった 自家製 のため 数量限定。なくなり次第終了の逸品です。
「アイスクリームパーラー美園」の 店内の様子
赤いじゅうたんが敷きつめられた、テーブルや “イギリス製のイス” も年代物。
歴史感じる “パーラー美園” の店内を一言であらわすと「昭和レトロ」という言葉がピッタリ!
さすがに大正時代からとは行きませんが、この空間で食べる “レトロアイスクリーム” は また格別です。
「アイスクリームパーラー美園」の メニュー表
「パーラー美園」のメニュー表は、すべてが漢字表記!
あからさまに当て字なのですが、これがまだ西洋文化が入りきっていなかった “明治・大正期” にタイムスリップした気分にさせてくれます♪
愛須句吏夢(あいすくりいむ) | 500円 |
苺素柔凍(いちごそふと) | 600円 |
模華素柔凍(もかそふと) | 650円 |
句吏夢素柔凍(くりいむそふと) | 500円 |
面論素柔凍(めろんそふと) | 600円 |
覇南々素伯福栄(ばななぱふぇ) | 750円 |
茶紅麗糖福栄(ちょこれいとぱふぇ) | 750円 |
苺伯福栄(すとろべりいばふぇ) | 850円 |
抹茶伯福栄(まっちゃぱふぇ) | 780円 |
符鈴伯福栄(ぷりんぱふぇ) | 780円 |
果実伯福栄(ふるーつぱふぇ) | 850円 |
句吏夢伯福栄(くりいむぱふぇ) | 700円 |
句吏夢 | 700円 |
茶紅薄焼皮(ちょこれいとくれいぷ) | 750円 |
苺薄焼皮(いちごくれいぷ) | 750円 |
茶紅覇南々薄焼皮(ちょこばななくれいぷ) | 850円 |
軟多手心愛須薄焼皮(なたでここあいすくれいぷ) | 800円 |
苺魅留句浮露渡(いちごみるくふろうと) | 700円 |
珈琲浮露渡(こおひいふろうと) | 650円 |
呼応羅浮露渡(こおらふろうと) | 650円 |
冷句吏夢伯曹達 面論(あいすくりいむそうだ めろん) | 600円 |
冷句吏夢伯曹達 青色波輪位(あいすくりいむそうだ ぶるうはわい) | 600円 |
冷句吏夢伯曹達 苺(あいすくりいむそうだ いちご) | 600円 |
符鈴亜羅望渡(ぷりんあらもおど) | 880円 |
苺大祝祭(すとろべりいふぇすてぃばる) | 1,100円 |
珈琲(こおひい) | 400円 |
宇飲奈珈琲(ういんなこおひい) | 500円 |
珈可否温麗(かふぇおれ) | 500円 |
魅留句(みるく) | 480円 |
可香亜(ここあ) | 500円 |
檸檬茶(れもんてぃ) | 500円 |
魅留句茶(みるくてぃ) | 500円 |
冷珈琲(あいすこおひい) | 500円 |
呼応来(こおら) | 500円 |
冷紅茶(あいすてぃ | 600円 |
曹達水(そおだすい) | 550円 |
檸檬粋可珠(れもんすかっしゅ) | 700円 |
苺魅留句(いちごみるく) | 600円 |
さいごに
今回は 小樽市の「アイスクリームパーラー美園」を ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
“パーラー美園” は、小樽で食べに行きたいアイスクリーム店のひとつ。その理由は‥
おすすめポイント
- 100年以上続く “北海道最古” のアイスクリーム
- 昔ながらの製法でつくる 変わらぬ味わい
- 昭和を感じさせる 趣ある店内
店内はキレイとは言えませんが、そこは歴史が積み重なってできた価値ある空間。
大正時代から続く、小樽の絶品アイスクリームを ぜひ一度お試しあれ。
店舗情報 | |
【店名】 | アイスクリームパーラー美園 |
【住所】 | 小樽市稲穂2丁目12-15 |
【電話番号】 | 0134-22-9043 |
【営業時間】 | 11:00~18:00 |
【定休日】 | 火・水曜 ※祝日等の場合は振替あり |
【駐車場】 | あり(無料) |
【キャッシュレス決済】 | – |
【公式サイト】 | http://misono-ice.com/ |
【外部サイト】 | ぐるなび / ホットペッパー |
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