札幌市南区の “定山渓温泉” のはずれに、1本の滝があります。
この滝は「白糸の滝」と呼ばれる “人工の滝”。
天然の滝とはちがい 若干風情には欠けますが、意外と迫力があり 見ごたえがあります。
そこで今回は、この「白糸の滝」と そのアクセス方法 などをご紹介します。
「白糸の滝」への アクセス方法を確認
“白糸の滝” があるのは、札幌市南区にある温泉街 “定山渓温泉”。
“定山渓ビューホテル” の裏側にあり、徒歩でも気軽に向かえるのが魅力的です。
「白糸の滝」へ 車で向かう場合
札幌市中心部から “白糸の滝” へ車で向かう場合、約30km、約1時間ほどかかります。
白糸の滝へのルート
- “国道230号線(通称:石山通)” をひたすら南へ向かいましょう
- 定山渓に入ったら「道道1号線 “定山渓大橋”」の記載がある青看板の 手前の小道を右折(上記マップ参照)
- “定山渓ビューホテル” の裏側の道を直進し坂をくだる
- 坂をくだった先の豊平川の手前に “白糸の滝” がみえてきます
「白糸の滝」へ バスで向かう場合
バスで向かう場合は、札幌駅バスターミナルから発着する「かっぱライナー号」への乗車が便利です。
乗車料金は “大人 片道 960円(2020年10月現在)”。
乗車後 約1時間で「白糸の滝 停」に到着するので下車してください。
ここから上記地図のとおりに歩けば、約5分ほどで滝が見えてくるはずです。
白糸の滝
【住 所】 北海道札幌市南区定山渓温泉東2丁目
【電話番号】 011-598-2012(定山渓観光協会)
【駐車場】 駐車スペースあり
「白糸の滝」は 水力発電所の副産物?
“白糸の滝” の前にある建物。これは “定山渓発電所” と呼ばれる “水力発電所”。
北海道で稼働する 現役の水力発電所としては、最古のものなのだそうです!
建てられたのは 明治時代の1909年。
現在の建物に当時のおもかげは全くありませんが、現在も札幌市内へ電力を送電し続ける現役の水力発電所。
2008年には “土木学会選奨土木遺産” にも選出された、歴史ある施設なんです。
実際の「白糸の滝」を見てみましょう
“白糸の滝” は、そんな “定山渓発電所” から放出された戻り水がつくりだす小さな滝。小さな滝と言っても 落差は10mくらいあり、なかなかの見ごたえです!
ただし 滝を眺めることができるのは橋の上からで、近づくことはできません。
また滝の水量は、発電所から放出される水量次第。多い時もあれば少ない時もあるので、こればかりは行ってみなければ分かりません。
白糸の滝の両岸には、コンクリートでかためられた部分もチラホラ。
風情にはやや欠けますが、天然の滝ではないので これも致し方なしでしょう。
また雪どけ水の多い “春” など 水量が多い時期も良いですが、おすすめは “秋”!
周囲の緑が “赤” や “黄” に色づくだけで、一気に風情が加わります。
さいごに
今回は 定山渓にある “白糸の滝” をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
“白糸の滝” の魅力といえば、以下の点があげられるでしょう。
ポイント
- 意外とめずらしい 人工の滝
- 行くタイミングによって 滝の姿が都度変わる
- 住宅街からもとても近く 散策にはピッタリ!
定山渓の温泉街から “白糸の滝” へ向かうには 約1kmほど歩かなければならず、観光客がわざわざ足を運ぶ場所ではありません。
逆に 定山渓に行きなれた地元の方であれば、散策コースとしてもピッタリ!
“人工の滝” っていうのも多くはないので、逆にこれを目当てに行ってみるのも良いかも知れませんね。
白糸の滝
【住 所】 北海道札幌市南区定山渓温泉東2丁目
【電話番号】 011-598-2012(定山渓観光協会)
【駐車場】 駐車スペースあり
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