以前より建替工事が進められていた “千秋庵ビル” ですが、ついに2020年4月24日にリニューアルオープン!
南3条西3丁目の “駅前通沿い” の好立地ともあって、オープン前からバツグンの注目度でした。
今回は、そんな「札幌千秋庵 本店」へオープン当日に行ってきましたので、その様子をお届けします!
「札幌千秋庵 本店」アクセス方法と詳細情報
千秋庵札幌新本店があるのは札幌市の中心部で、札幌駅から南北に走る “駅前通” 沿い。
“大通” と “すすきの” の中間(多少すすきの寄り)になります。
そのため、中心部からは徒歩で向かうのが一番便利!
郊外から向かう場合は、地下鉄南北線 “すすきの駅” で降車し 徒歩約2分で到着です。
札幌千秋庵 本店
【住 所】 北海道札幌市中央区南3条西3丁目
【電話番号】 011-205-0207
【営業時間】 10:00~20:00
【定休日】 なし
【駐車場】 なし
【公式HP】 https://senshuan.co.jp/
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同ビルにはホテル「ザノット札幌」や「セイコーマート」も!
メインのテナントは ホテル “ザ・ノット札幌” で、3階以上の全フロアを利用。
“ノット(Knot)” には “結び目” という意味があり、コンセプトの “旅するホテル” というフレーズからも、人と人を結びつける意味合いが垣間見れます。
同日オープンの予定が、新型コロナウイルスの影響で延期となっている様ですね‥。
以下の予約サイトなどで内装などを見ることができますが、札幌で宿泊するならここに泊まってみたいと思うくらいステキでした。
札幌のどこへでも向かうことができる 立地の良さも格別です。繁華街過ぎないのもイイですね!
1階には コンビニエンスストア “セイコーマート” が入店しています。
「札幌千秋庵 本店」
看板商品・ノースマンや山親父を実食♪
今回いただいたのは、「札幌千秋庵」の看板商品・ノースマンを中心に 以下の5つ。
購入したお菓子
- 焼きたてノースマン(粒あん)
- 焼きたてノースマン(こしあん)
- ノースマン
- ノースマン(かぼちゃ)
- 山親爺
①ノースマン
札幌千秋庵といえばコレ、「ノースマン」!北海道産の小豆を使用したこしあんをパイで包んだお菓子です。
甘さ控えめで、口あたりはサクサクというよりはしっとり。バターのコクも相まって、不思議と食べる手が進みました!
②焼きたてノースマン(粒あん)
初回訪問時には売切れで買うことができなかった “焼きたてノースマン(粒あん)”。
落ち着いたころに再訪し、無事買うことができました!
通常の “ノースマン” に比べ、パイ生地がはるかにサックサク!
小豆の粒の食感が感じられる分、ホクホクな あんこ の旨さが際立ちます。
札幌千秋庵本店にきたら 一度は食べてほしい、とても美味しい和菓子でした!
③焼きたてノースマン(こしあん)
“粒あん” の ノースマンにたいして、こちらの “焼きたてノースマン” は “こしあん” を使用。
通常のノースマンといえば “こしあん” なので、どちらかというと こっちがノーマルに近いスタイルです。
“粒あん” か “こしあん” のどちらを選ぶかは、好みに応じて選ぶのが一番!
わたしは “粒あん” 派ですが、一番のおすすめは どっちも食べてみることです。
④ノースマン(かぼちゃ)
ホクホクのかぼちゃ餡のノースマン。
5月末ごろまでは、春限定の ″ハスカップ味” も販売しています。
⑤山親爺
個人的に一番好みなのが、この ″山親爺”!
濃厚な卵やバターの風味が特徴的で、素朴ながらとても美味しい洋風のおせんべいです。
笹の葉とシャケを背負ってスキーに乗った愛らしいクマの図柄は、北海道民なら一度は目にしたことがあるはず!?
「札幌千秋庵 本店」の店内は?
「札幌千秋庵 本店」の店内は とてもコンパクト。
各棚には 代表的な “ノースマン” や “山親爺” などの和菓子が、シンプルに積みあげられていました。
必食は ″焼きたてノースマン粒あん”
必ず食べておきたいのは「焼きたてノースマン 粒あん」。(初回 訪問時は売切れ‥、食べ損ねました‥。)
札幌千秋庵ときいて真っ先に思い浮かぶお菓子が “ノースマン” ですが、粒あんのノースマンは今回が初登場!
焼きたてサクサク!ここでしか食べられないノースマンなので、一度は食べておく価値ありです。
たくさんのお菓子や小物・雑貨なども販売
もちろん、ノースマン以外にもたくさんのお菓子たちが並んでいます。
代表的な ″山親爺” や ″バター飴” などもありましたし、和生や詰め合わせなども充実しています。
そんな中 目を惹いたのが、″札幌千秋庵” のキャラクターのクマをモチーフにした小物を販売する ″くまの小物屋” のコーナー。
マスキングテープ、キーホルダー、刺繍ハンカチ は ″イオン麻生店” や ″新千歳空港店” でも買えるそうですが、″がま口” だけは本店限定 なので ぜひ抑えておきたいアイテム。
スキーに乗ってシャケを担いだ ″山親爺” の愛らしいクマが描かれた がま口 で、売切れまではいかないものの 結構な人気の様でした!
地下90mからくみ上げる 地下水がいただけます
札幌千秋庵では、お菓子作りの仕込水に地下水を利用しています。
この地下水は 地下90mからくみ上げた水。
千秋庵のお菓子づくりにはかかせない、柔らかく良好で安定した水質のお水なのだそうです。
以前より “千秋庵札幌本店” では、この地下水の試飲をすることができましたが、新店でも同様に試飲ができます。
ただし 水質が安定しない場合などは、試飲を中止していることも‥。
必ず飲める訳ではありませんので、その点は注意です。
“札幌千秋庵” といえば‥、あの六花亭へと続くルーツをたどる
“千秋庵” ではなくて “札幌千秋庵” と、頭に “札幌” がつくことを不思議に思った方は少なくないはず。
ここでは簡単に千秋庵のルーツを辿ってみたいと思います。
千秋庵の誕生地は函館にあった!?
“千秋庵” は 1860年に箱館で創業された老舗の和菓子店。
現在でも “千秋庵総本家” という店名で営業を続けています。
明治から昭和にかけ のれん分け をする形で、道内各地に千秋庵が誕生しました。
千秋庵暖簾分け一覧
- 1860年 千秋庵創業(現在は ”千秋庵総本家” という店名)
- 1894年 函館千秋庵から独立し 小樽千秋庵 創業(1997年廃業)
- 1921年 小樽千秋庵から独立し 札幌千秋庵 創業
- 1933年 札幌千秋庵から独立し 帯広千秋庵 創業
- 1934年 函館千秋庵から独立し 釧路千秋庵 創業(1990年 札幌千秋庵と合併)
帯広千秋庵は 後に暖簾を返上し “六花亭” と改称しています。
道内だけでなく、道外でも知名度の高い六花亭のお菓子ですが、ルーツをたどると千秋庵にたどり着くわけなのです!
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「札幌千秋庵 本店」まとめ
ビルの建替えに伴って、今回新規リニューアルオープンした ″札幌千秋庵 本店” でしたが、いかがでしたでしょうか?
新型コロナウイルスの影響もあり、まだ全てを出し切れてない感は否めませんが、少しずつサービスを再開して欲しいと思います。
お立ち寄りの際には、今回新たにお目見えの ″焼きたてノースマン(粒あん)” を ぜひ食べてみて下さいね!
札幌千秋庵 本店
【住 所】 北海道札幌市中央区南3条西3丁目
【電話番号】 011-205-0207
【営業時間】 10:00~20:00
【定休日】 なし
【駐車場】 なし
【公式HP】 https://senshuan.co.jp/
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