北海道の東の果てにあたる「知床」エリアは、2005年に ”ユネスコ” の ”世界自然遺産” に登録。
手つかずの大自然とふれ合うことができることで人気を博しています!
そんな大自然が広がる “知床国立公園” の入口にある とても大きな滝。
これが今回ご紹介する「オシンコシンの滝」。
知床へ向かう旅人を歓迎するかの様に、その雄大な姿で出迎えてくれます。
今回は、このオシンコシンの滝の魅力と、楽しみ方をご紹介します。
オシンコシンの滝へのアクセス方法は?
車で向かう場合は
オシンコシンの滝があるのは ”国道334号線” 沿い。
国道334号線は、道東 ”斜里町” の市街地から 知床半島の ”斜里町ウトロ” へ続く一本道。
滝は ”オシンコシントンネル” の手前にあり、手前には ”バス35台” “乗用車35台” 分の大きな駐車場や、お土産屋さん ”オシンコシン館” があります。
車に乗りながらでも滝を確認することができるので、見落とすことはないかと思いますよ!
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オシンコシンの滝
【住 所】 北海道斜里郡斜里町ウトロ西
【電話番号】 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
【営業時間】 24時間 ※オシンコシン館(8:00~18:00)
【定休日】 無休 ※オシンコシン館 11月上旬~4月下旬
【駐車場】 35台有(無料)
バスで向かう場合は
バスで ”オシンコシンの滝” へ向かうには、JR ”知床斜里” 駅前のバスターミナルから ”斜里バス「知床線」” へ乗車して下さい。
約40分で「オシンコシンの滝」停に到着、料金は片道1370円となります。
※ 2020年2月現在
発着時刻を確認する
なお、バスの本数は1日3~8便(季節によって異なる)と多くはありません。
時間を有効活用するためにも、個人的には車(レンタカーなど)で行くことをおススメします。
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オシンコシンの滝 の名前の由来って何?
”オシンコシンの滝” は “日本の滝100選” にも選ばれた大瀑布!
“知床八景” の一つにも数えられる景勝地としても知られています。
なお、日本の滝100選 に選ばれている 北海道の滝 は、オシンコシンの滝を含め 以下の6つとなります。
選出された北海道の滝
- ”飛竜” 賀老の滝(島牧村)
- オシンコシンの滝(斜里町)
- インクラの滝(白老町)
- 羽衣の滝(東川町)
- 流星・銀河の滝(上川町)
- アシリベツの滝(札幌市)
オシンコシンの名前の由来は、アイヌ語で “そこにエゾマツが群生するところ” を意味する「オ・シュンク・ウシ」から。
上流を流れる “チャラッセナイ川” の流れが二つに分かれて流れることから「双美の滝」とも呼ばれています。
さて次は実際に オシンコシンの滝 を見ていきましょう!
オシンコシンの滝 を間近に見てみよう
オシンコシンの滝 は 日本の滝100選 にも選ばれるくらい見ごたえバツグンの滝!
落差 約50m とも言われているくらいの大きな滝で、水量も豊富。
水が直下に落ちるのではなく、白い飛沫を上げながら岩肌を這う様に流れているのが特徴です。
「ファイトー! いっぱーつ!」でおなじみ ”リポビタンD” のCM撮影が行わたこともあるそうですよ!
個人的に思うこの滝の良いところは、“手軽” に滝の迫力を感じられるところ。
車を走らせながらでも滝が見えるくらい国道からの距離も近く、山道を歩く必要もありません。
時間があまりない時でもサッと楽しむことができることも好ポイントです。
オシンコシンの滝 最大の高ポイントは 滝の目の前にある “階段” 。
滝の高さの半分ほどまで続く階段と、滝との距離はたったの10~20m程度!
視界いっぱいに広がる滝の迫力と飛沫を感じることができ、満足度合はかなり高めでした!
こんなに間近に、好きな高さから滝を眺めることができるのは、北海道広しと言えどもここしかありません。
知床に来る観光客なら まず立ち寄るであろう ”オシンコシンの滝”。
階段の頂上は、たくさんの観光客が記念撮影を楽しんでいました!
階段は一段一段の幅が広く上りやすかったです。
また長さはそこそこありますが、そこまで疲れるほどではないと思います。
なお、バリアフリーには対応していませんでした。
オシンコシンの滝 を上から見下ろすことも
斜里ウトロ、オシンコシンの滝。
滝を上から見るのも良い。 pic.twitter.com/ALHbvjaNXI— なかてち (@nakatechi) April 30, 2018
オシンコシントンネル が開通する以前に使われていた ”旧道” 沿いから オシンコシンの滝を見下ろすことができる様です。
オシンコシンの滝の目の前にある ”オシンコシントンネル” をウトロ方面に抜けると山側に続く旧道への入口がありますので、その道をまっすぐ進んで下さい。
道の途中には オホーツク海を見渡すことのできる ”オシンコシン展望台” もあります。
なお、崖崩れなどで 斜里町方面への通り抜けはできない様です。
滝付近も100%安全とは言えなさそうなので、行かれる際には十分に注意し、自己責任で向かって下さい。
お土産は 駐車場横の ”オシンコシン館” で購入
滝のすぐ脇にあるのは、お土産屋さん ”オシンコシン館”。
お菓子やキーホルダーを始め、知床観光のお土産に最適な様々なグッズが販売されています。
中でも、人気ナンバーワンの商品が “サーモンチップ”。
オホーツク海で捕れた鮭を丁寧に乾燥させ 薄く加工。
噛めば噛むほど鮭のうまみが口の中でひろがる、オホーツク海の恵みの味です。
また “熊の脂” なる激レア商品や、”熊の爪” の加工品も販売されていました。
暑い日にはソフトクリーム片手に滝を見学、なんてのもいいですよ。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
誰でも気軽に見学することのできる ”オシンコシンの滝”。
知床観光に行く際に必ず立ち寄りたい場所の一つです。
大迫力の滝の前で、あなたも素敵な一枚を写真に収めてみて下さいね!
オシンコシンの滝
【住 所】 北海道斜里郡斜里町ウトロ西
【電話番号】 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
【営業時間】 24時間 ※オシンコシン館(8:00~18:00)
【定休日】 無休 ※オシンコシン館 11月上旬~4月下旬
【駐車場】 35台有(無料)