日本海に面した ”岩内町”。
漁業が盛んな町で、特産品は魚の “タラ” 。このタラをモチーフにしたキャラ ”たら丸” が町のゆるキャラとして活躍しています。
また ”たらこ” や スケソウダラの白子を使ったかまぼこ ”たちかま” などの加工品も有名です。
今回は、そんな岩内町にあるスポットをご紹介します。
岩内町の ”寺町通” 沿いにある、東京以北で最大の木造大仏を拝観することのできるお寺「帰厚院」。
ディープスポットの一つなので、特に北海道の有名観光地を一通り制覇したという方におススメです!
寺町通り沿いにあるお寺「帰厚院」へ
岩内町の「帰厚院」。
浄土宗のお寺で、東京以北で最大の「木造大仏」のあるお寺です。岩内町の観光パンフレットにも掲載されている大きな大仏さま。一度お参りしてみたいと思い向かいました。
門をくぐり境内へ。
境内はとても静か。観光パンフレットに載っているスポットですが、観光客が押し寄せてくる様な場所ではなさそうです。
大仏を目がけ本堂へ向かいます。入口のガラス越しに中をのぞいて見ると、建物の中にお賽銭箱が見えました。扉の鍵は開いています。という事は、扉を開けてお参りしていいのかな?ということで、とりあえず中に入ってみることにしました。
帰厚院の本堂へ!ついに大きな大仏とご対面!
本堂の扉を開けると、さっそく正面には目的の大仏。
お参りしようと靴を脱ぎ中に入ると、すぐにインタホンが鳴りました。どうやらセンサーが反応した様です。しばらくするとお寺の方が来てくれて、いろいろとお話しをしてくれました。
さて肝心の大仏ですが、大正10年に開眼した木造総金箔造りの大仏とのこと。6,8mもの高さとなり、東京以北では最大の木造大仏なのだそうです。岩内町の有形文化財第1号にも指定されています。
年月とともに少しずつ金箔がはがれ色味が変わっているそうですが、とても大きく荘厳な大仏です。岩内町でこんなに立派な大仏に巡り合えるとは思っていませんでした。
お寺の方はとても親切で、いろいろとご説明をしてくれました。
金箔の補修は一度も行っていないことや、最近はどこからきたお客さんが多いとか、また本尊や家紋の説明までしていただきました。直接お話しが聞けるのはとても貴重な体験。ただ眺めているよりとてもためになります。
また大仏も良いですが、天井・柱の造りや装飾なんかを眺めるのもお寺巡りの醍醐味です。
最後に
東京以北で最大の木造大仏のあるお寺「帰厚院」。
金箔の色鮮やかさは失いつつありましたが、年月による渋みが出て重厚感が増していました。またお寺の方も親切な方で、聞いたことは全て答えてくれました。とてもありがたかったです。観光スポットとしてはディープですが、好きな方なら興味を持つこと間違い無し!岩内町にお立ち寄りの際には、この大きな大仏をお参りしてみるのもいかがでしょう?
近くのスポットをチェック
記事が見つかりませんでした。