日本の伝統的なお菓子「和菓子」。
現代の感覚にマッチするよう、工夫を凝らしたものが増えてはいますが、特に若い世代は”和菓子離れ”が進んでいるのも事実。
そこで今回は、”老舗の和菓子の良さ”を伝えるべく「菓子舗 喜夢良」さんの和菓子を紹介します。
地元の作物・歴史・文化をもとに、地域に密着したお菓子を安心・安全な素材で。
昔ながらの確かな技術でつくっているお店です。
早速紹介します♪
地元”七飯町”への想いをつめこんで。
身体への負担が最小限の真面目な和菓子
この中から特においしいと感じたのがこちら!
木の間(このま)餅
フワフワ~♪ いい食感!
国産のもち粉で作った”求肥餅”は、ほどよい弾力でフワフワ。きな粉と黒蜜の上品な甘さが、やさしさを加速させています。
原材料がシンプルで安全、さらに消化にもいいのでお孫さんに大量に買っていく方もいらっしゃるのだとか。
昔あったといわれる茶店の餅をイメージしてつくった、創業以来地元住民に親しまれている看板商品。
現在ではこういう商品が多く出回っていますが、中でもトップクラスの美味しさでした♡
和菓子はあまり食べないという若い世代にオススメの2品!
正統派の和菓子ばかりかと思いきや、こんなに可愛い見た目のお菓子を発見♪
個人的に気に入ったのがこちら!
ななえ林檎餅(6個入り) 330円
もち、ぷる、 トロ~ん♡
果肉感を残した甘酸っぱい”林檎ソース”がたまらない。噛むと中からあふれるほどたっぷり入っています。
強い弾力とコシのお餅は冷蔵保存。
「冷えたお餅ってこんなに美味しかったんだ……!」
と、おもいがけず新しい発見ができたのも嬉しかった(*^^*)
食感が白玉に近く、若い世代の方にも受け入れられやすい美味しさで、暑い季節にも美味しく食べられる。
”和”と”洋”が見事にマッチした 新感覚のお餅♪
手土産にも最適な、化粧箱入りの上質な3種
「絶対また買いに行きたい♡」と思ったのが、こちら!
龍紋(8個入り) 1450円
明治初期、五稜郭や大沼は良質な食用氷「龍紋氷」の産地として有名だったそうで、この先人の食文化を和菓子で表現したのがこの「龍紋」。
つや干し寒天・北海道産小豆・砂糖など、いざぎよいシンプルな原材料。
シャクっ…… なにこの食感?!
表面の砂糖の層が 本物の氷を彷彿とさせるような食感… これには驚きました。
そして中の寒天も予想以上に歯切れがよく、ほっくり小豆がいい◎
バランスが秀逸でクセになる!
シンプルな見た目からは想像できない、”初めて”がたくさん詰まった「龍紋」。
上品で奥ゆかしい、「日本文化」を象徴したような和菓子でした。
ウイスキーなど お酒に合わせる方も多いのだとか◎
これはもっともっと、
多くの方に食べてほしい!
こちらは”石畳”が忠実に再現された「大三坂」。
小豆・白いんげん豆の風味が全面に押し出され、たっぷりと豆の素朴な美味しさとしっとり感を味わえました。
古風なようで、現代にも通用するこのビジュアルは、密かに”映える”逸品。
正統派から創作和菓子まで。
種類豊富なお菓子が集結する店内
- 木の間餅
- 七飯アップルチョコレート
- アップルキャラメル
上記3点は七飯町の「道の駅 なないろ・ななえ」でも通年購入できるので、見かけたらぜひ手に取ってみて(^^)
さいごに
「喜夢良(きむら)菓子舗」さんは、JR七飯駅から徒歩約15分の、赤松街道沿いにあります。
「身体や内臓になるべく負担をかけないお菓子であること」
これが和菓子の役目であると思い続けているという店主 木村さんは、23歳から和菓子職人をされており、この道なんと54年!(現在77歳で未だ現役…スゴイ!)
素材の風味を生かし 安心して食べられることを第一に考えながら、地元の作物・歴史・文化をもとに地域に密着したお菓子づくりをされています。
お菓子の生い立ちやストーリーをとても楽しそうに話す姿から、”七飯町”と”和菓子”が本当に好きなことが伝わってきました(*^^*)
『好き』ってやっぱり、最強だ!♡
函館方面へ行かれる際には、ぜひ立ち寄ってみてください♪
菓子舗 喜夢良(きむら)
【住 所】 北海道亀田郡七飯町本町4-5-20
【電話番号】 0138-65-3571
【営業時間】 8:30~19:00
【定休日】 不定休
【駐車場】 なし
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