
旭川のソウルフードの “新子焼き” は、必ず食べておきたいグルメのひとつ♪
新子焼きって何?
- 「若鶏の半身を素焼きにした 豪快な “焼き鳥”」のこと♪
- 戦後の食糧難だった時代に、最大限にタンパク質を摂取できる調理方として広まった
- 名前の由来は、出世魚の “コハダ” から。幼魚の頃の呼び名「新子」に 成長する前の「若鶏」を見立てて 名付けられたのだとか
お店によって “塩味・タレ” と ありますが、よ~くお店で見かけるのが タレ!
店ごとの こだわりがハッキリ現れるのが このタレなので、機会があれば ぜひ食べ比べてみてください♪
旭川 新子焼き ①:三代目かん太郎


「新子てり焼き 1300円」
わたしが選ぶ、旭川でも三本の指に入る おいしい “新子焼き” が食べられるお店のひとつ「三代目かん太郎」。
ポイント
- 1947年創業の老舗! 名前の通り 現店主で “三代目”♪
- 味の決め手は、創業時より 継ぎ足しながら使い続ける “秘伝のタレ”♪
- 旭川名物 “新子焼き” と “チャップ焼き” は 必食!


ジューシーで プリっとした “モモ” の部分が 一番美味 ^^


厚みのある「チャップ 780円」も おいしい♪


“三代目かん太郎” の 外観、ダクトから出る煙が 食欲を刺激する
北海道 “伊達産” の若鶏を 備長炭でじっくりと焼き上げ、皮はサクサク・中ふっくら ^^
タレは 少~し甘みが強めで 角がまぁるいから、鶏の脂が よ~く馴染む♪



何よりも お肉の “みずみずしさ” が バツグンで、焼き手の技術が しっかりと伝わってきます!
“三代目かん太郎” があるのは、旭川市の中心部から 少しだけ外れた “中央橋通” 沿い。
旭川駅などからだと 徒歩12分くらいと ちょっと距離はありますが、徒歩でも十分むかえます ^^
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旭川 新子焼き ②:独酌 三四郎


「新子焼き 950円」
新子焼きの提供店は ほとんどが “焼き鳥屋さん” ですが、居酒屋「独酌三四郎」でも おいしい新子焼きが食べられます ^^
ポイント
- 1946年創業、間違いなく 旭川で一番メジャーな “居酒屋” ☑
- 旭川の郷土料理 “新子焼き” と一緒に 豊富な日本酒を楽しもう♪
- “ミシュランガイド北海道版2012” 掲載店、2016年には “孤独のグルメ” 旭川編に登場し、全国的にも高い知名度!
実績がある・有名なことは もちろんですが、人気の理由は とにかく “料理がおいしいから”!
また 日本酒の種類がとっても豊富なことも特徴のひとつ。利き酒師の資格を持つという女将 西岡さんセレクトの日本酒は、どれも料理にとっても合うので ついつい進んでしまうんです ^^;


骨から外してあるので とっても食べやすい♪


新子焼きのタレで食べる「うな丼 2400円」も 美味♪


黄色い外壁が目印、独酌三四郎の店舗外観
お肉は パッサパサな部分がなく、全部がモモ肉の様な やわらかな食感 ☑
継ぎ足し続けている “タレ” には 鶏肉のエキスがたっぷり含まれていて、深~い味わいと しょう油の強い香りが感じられます♪



ふっくら・柔らか・ジューシーで、何より骨がなくて 食べやすいのが ◎♪
“独酌三四郎” があるのは、旭川一の繁華街 “3.6(さんろく)街” の 一画。
どうせなら一緒に “日本酒” を楽しんだ方がイイお店なので、車で向かうのは避けた方が無難です。
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旭川 新子焼き ③:焼鳥らんまん


「新子焼き 1500円」
旭川の “5.7小路 ふらりーと” で、個人的に大好きな “新子焼き” のお店「焼鳥らんまん」♪
ポイント
- 1946年創業の “老舗” 焼鳥屋さん! 現在は 2代目女将が奮闘中 ☑
- 創業時より継ぎ足している “秘伝のタレ” に、“たっぷりの白コショウ” を加えるのが らんまん流♪
- 旭川名物 “新子焼き” と、鶏モツの “モツ串” は 必食!
とっても元気のイイ女将の接客が 何とも温かく、常連さんも通うお店 ^^
お店の中は とっても狭いですが、とってもおいしい “新子焼き” や 昭和感が満載なゴチャゴチャした雰囲気もたまりません ^^


ふっくらジューシーに焼かれた “新子焼き” ^^


白コショウをたっぷり加え、タレによ~く絡めていただきます♪


“5.7小路 ふらりーと” にある、焼鳥らんまん の 店舗外観
しょう油の香りが立っているタレで、適度にしょっぱくて 甘すぎない ◎
むね肉も モモ肉も ふっくら・柔らか・ジューシーで、食べる手が止まらなくなる とってもおいしい新子焼き♪



風味豊かな甘じょっぱいタレと 後からジンワリ来るコショウの辛さが、か~なりマッチしてました ^^
“焼鳥らんまん” があるのは、歴史ある飲食店が立ち並ぶ “5.7小路 ふらりーと” の北側。
全部で 10数席分しかないので、予約するか オープン直後をめがけるのがおすすめです。
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旭川 新子焼き ④:焼鳥どじょうよしや


「新子(若鶏半身) 1300円」
超老舗の「焼鳥どじょう よしや」も、新子焼きが有名なお店♪
夏期限定で(仕入れがある場合のみ)“どじょう料理” も 楽しめる、とっても貴重なお店です。
ポイント
- 1927年創業の “超老舗” 焼鳥屋さん! 90年以上続く 伝統の味わいが楽しめる ☑
- 創業時より 継ぎ足しながら使い続ける “秘伝のタレ” が 味の決め手♪
- 必食は 旭川名物 “新子焼き”!
※ 2022年は どじょうの入荷自体がなく 通年食べられません。


炭火の強火で しっかり・こんがり ^^


左:チャップ、右:とりもつ


夜に灯りがつくと、雰囲気が一転して よりイイ感じに ^^
新子の味付けは、基本 創業時から受け継がれている “タレ味一択”!
とってもサラッとしているので、たっぷりつけても 香ばしさがそこなわれません♪



結構こんがり目で 段違いの香ばしさ! ジューシーすぎない分、お肉本来の肉質とうま味をしっかりと堪能できました ^^
“よしや” があるのは、歴史ある飲食店が立ち並ぶ “5.7小路 ふらりーと” 内。
店内は比較的ゆったりしているので、タイミングによっては 予約なしでも入れるかも知れません。
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旭川 新子焼き ⑤:焼鳥専門ぎんねこ


「新子焼き 1500円」
ここまで いろいろなお店をご紹介しましたが、圧倒的に知名度の高い人気店といえば「焼鳥専門ぎんねこ」でしょう ☑
ポイント
- 1950年創業の 老舗 “焼鳥屋さん” で、旭川名物の “新子焼き” は 必食 ☑
- “予約不可” の 超人気店! あまりの混雑っぷりに 入店不可になることも珍しくないくらい ^^;
- 13:00 から 営業、昼飲みができる 貴重な一店♪
今回のラインナップで、唯一 昼から営業している貴重な一店。
それ故 昼からず~っと混雑が続く、正真正銘の人気店なんです ^^


皮はパリパリ、身はふっくらジューシーで もう最高!


タレがシミシミのご飯が格別な「ちゃっぷ丼 880円」


古き良き昭和の面影が残る「5.7小路ふらりーと」
北海道産 “伊達鶏” を じっくり炭火で焼き上げていて、とっても香ばしく 皮はパリパリッ!
タレはしょっぱくなくて 甘さひかえめ、粘りがあるので た~っぷり絡ませてからいただきましょう♪



味付けは “タレと塩” のどちらでもよく、食べやすい様にカットもしてくれます ^^
“ぎんねこ” があるのは、歴史ある飲食店が立ち並ぶ “5.7小路 ふらりーと” の北側。
予約不可なので、お店に入れるかは その時々の状況次第でしょう。
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旭川 おすすめ「新子焼き」まとめ


旭山動物園と合わせて 焼鳥屋さんも回ってみてください
今回は 旭川市内の数ある “新子焼き” の有名店の中から、厳選したお店をご紹介させていただきました。



一度に色んな食感の鶏肉が食べられるのも、新子焼きの魅力です♪
できれば、気になるお店数店に行って 食べくらべてほしいところ。
旅行などで 長期間の滞在がむずかしい時には ぜひ本記事を参考に お店を選んでくださいね ^^
その他 旭川のお店をチェック