札幌黄オーナー制度|玉ねぎの発祥は札幌!札幌伝統野菜を育てて食べてよく知ろう

2021-06-26

   

 

どーも、tomo.(⇒ プロフィールTwitter)です

 

普段からいろいろと食べ歩いていると、だんだん 料理から食材に興味が移ってくる ことってありませんか?

食材がどうやって作られているのかを知ると、同じ料理でも より一層おいしく感じられるんですよね♪

 

今回取り上げるのは、札幌の伝統野菜の一つ「札幌黄(さっぽろき)」 という “玉ねぎ” について。

何を隠そう、実は “日本のたまねぎ栽培発祥の地は 札幌” なんです!

 

大量の札幌黄

そんな 札幌黄の普及活動を行っているのが “札幌黄ブランド化推進協議会“。

“札幌黄ふぁんくらぶ” を立ち上げ、その一環として「札幌黄オーナー制度」を毎年開催しています。

 

そのことを知り、わたしも 2021年度の “札幌黄オーナー制度” に応募!

本記事では ”札幌黄オーナー制度” の内容や、各体験会の参加レポなどをご紹介します。

 

 

札幌伝統野菜「札幌黄(さっぽろき)」について

「札幌伝統野菜」って 一体なに?

右のキャベツが 札幌伝統野菜のひとつ “札幌大球”!

札幌黄 は “札幌伝統野菜” の一つ。

“札幌伝統野菜”とは‥

  1. 札幌市内で栽培された‥
  2. “サッポロ” の地名がついた野菜で‥
  3. 種・苗 があり、現在でも生産が可能なもの

 

“札幌伝統野菜” には、例えば 以下のような野菜があります。

  • 【枝豆】   サッポロミドリ
  • 【牛蒡】   札幌白ゴボウ
  • 【キャベツ】 札幌大球   など

どの野菜も生産者が少なく、そのため 各関係者の方々が 品種維持のため尽力されているのが現状です。

 

 

札幌伝統野菜「札幌黄」の 簡単な歴史

札幌黄と、札幌黄の大玉

日本で初めて “玉ねぎ” が試験栽培されたのは、1871年(明治4年)のこと。

その後 1878年(明治11年)に、本格的な栽培が始まったとされています。

 

指導を行ったのは、札幌農学校(現在の “北大”)で 教鞭をふるった “ウイリアム・ブルックス”。

出身地の “米国 マサチューセッツ州” は、「イエロー・グローブ・ダンバース」という玉ねぎの原産地だったことから、栽培された玉ねぎも この品種であっただろうと言われています。

 

札幌伝統野菜「札幌黄」の 特徴は?

札幌黄の苗

“さとらんど” で苗を販売していることも!

それでは 他の玉ねぎと “札幌黄” を比べた場合、一体何が違うのでしょうか?

札幌黄のメリット

  • とにかく甘い!
  • 柔らかく とろける様な食感♪
  • 特に 煮た場合に 甘みが最高潮に ^^

札幌黄のデメリット

  • 病気に弱い
  • 変形しやすく 不揃いになりやすい
  • 収穫量が少ない

消費者には好まれますが、栽培の難しさから 生産者からは好まれず、どんどん作付面積を減らしてきた過去がある 札幌黄。

 

そんな 札幌黄の “生産拡大” を目的に、さまざまな活動を行っているのが 前述の “札幌黄ふぁんくらぶ” 。

「札幌黄オーナー制度」も、その活動の一環として開催している訳です。

 

ここからが本番! 「札幌黄オーナー制度」について

 

次は 札幌黄オーナー制度が どのようなものなのか 見ていきましょう!

 

「札幌黄オーナー制度」 は “札幌黄ふぁんくらぶ” が行っている取組みの一つ。

札幌黄という玉ねぎの生産拡大のため、いろいろな活動を行っています。

 

「札幌黄オーナー制度」概要

札幌黄

一般的な ”オーナー制度” の場合、収穫した作物や 水産物が自宅に送られてくることがほとんど。

もちろん “札幌黄オーナー制度" でも、旬を迎えた “札幌黄” を たくさん手に入れる チャンスが生まれます♪

 

▼ 2021年度 札幌黄オーナー制度 概要

参加料金【道内】一口 4000円(税・送料込)
【道外】一口 4500円(税・送料込)
募集口数1000口(A・Bコース 合計)
申込期間2021年3月8日~9月10日
内容
  • 【Aコース】札幌黄(10kg)
  • 【Bコース】札幌黄セット
     ・札幌黄(1kg)
     ・ラーメン2食入り
     ・レトルトカレー(1食)
     ・スープ(1食)
     ・乾燥たまねぎ(1袋)
     ・その他 協賛メーカー商品
発送時期10月下旬以降
HPなど公式HPへ
注意最新の情報は 必ずHPでご確認ください

 

オーナーの手元に送られてくる商品は、2種類の中から選ぶことが可能。

たっぷりと札幌黄を楽しみたい方は【Aセット】を。

逆に「玉ねぎばっかり 10kgも食べられない!」という方は【Bセット】を選びましょう。

 

ちなみにわたしは Bセットを選びました。

送られてくるのは 10月下旬以降と まだまだ先なので、その時が来るのが楽しみです♪

 

募集期間は 9月10日まで(2021年度)

まだまだ間に会いますよー!

⇒ 公式HPへ

 

札幌黄オーナーだけが参加できる「各種体験会」について(2021年時)

とある 体験会の様子

“札幌黄オーナー” の特典は、自宅に品物が届くだけではありません!

関連する 各体験会への “参加資格” が得られます。

 

そして この体験会が オーナー制度の醍醐味!

品物だけで見るなら、正直なところ お店で買った方が安上がり。

札幌黄オーナー限定の 各体験会に参加することで、初めてオーナー制度に魅力が加わります!

 

なお 2021年に開催された 各体験会は、以下のとおり。

2021年に行われた体験会

  1. 【4月】   丘珠の農家さんの倉庫に行って 冬越し蔵出し札幌黄(2㎏)をゲットしよう!
  2. 【5~8月】札幌黄の苗植え~生育~収穫体験~みんなでジンギスカン収穫祭
  3. 【10月】 札幌伝統野菜を楽しく学んで 札幌黄フォーラム&スープカレーパーティー

 

今回は その内 ① と ② に参加。

この後は、各体験会の様子をくわしくご紹介して行きます!!

 

【4月】丘珠の農家さんを見学!おいしい玉ねぎもゲット!

札幌市東区丘珠の “ヴェール農場” を訪問

4月に行われたのは、札幌黄の生産者さんを訪問し 倉庫や作業場などを見学することができる 大変興味深い企画。

参加料が 無料な上、さらに お土産に “札幌黄 2kg” がいただけるということもあり、多くの参加者で にぎわいました♪

もちろん新型コロナの感染拡大防止のため、1回あたりの人数を制限しての開催です。

 

生産者さんのお話を聞いてから 倉庫内見学が開始!

なお この体験会は、札幌黄オーナー制度の “早期参加者” だけが参加できた もの。

開催日以後にオーナー制度に申し込んでも、同様の企画はありません。

 

▼ 体験会の概要

名称丘珠の農家さんの倉庫に行って冬越し蔵出し札幌黄(2㎏)をゲットしよう!
実施日4月17日・18日(各日4回開催)
開催場所ヴェール農場(札幌市東区丘珠)
定員120組(各回15組)
参加料無料
参加資格3月8日~4月12日までに申込・先着順
※ 体験会の内容は 開催年ごとにことなる場合があります

 

玉ねぎの種

この小さな黒い粒が “玉ねぎの種”

生産者の “ヴェール農場” 坂東さんから 札幌黄の特徴について説明を受けた後、倉庫内見学がスタート!

玉ねぎの仕分け作業につかう機械や、加工場の見学などをさせていただきます♪

 

状態の悪い玉ねぎをはじく機械をデモンストレーション!

はじかれた玉ねぎ、状態の悪さは一目瞭然

玉ねぎを選別する機械は、実際に動かして その様子を見学。

特殊な光を当て ひとつひとつ状態をチェックし、状態の悪い玉ねぎをはじいていきます。

 

はじかれた玉ねぎは 腐っていたり 芽が生えていたり、しっかりふるいにかけられていました!

こうやって 出荷時のトラブルを未然に防いでいるんですね♪

 

玉ねぎ倉庫

玉ねぎの貯蔵庫・冷蔵庫の中も見学

玉ねぎ倉庫

冬を越した大量の玉ねぎが保管されていました

 

札幌黄の箱詰め

体験会でいただいた 2kgの玉ねぎがこちら!

体験会の最後は “越冬玉ねぎ 2kg” のプレゼント!

これを目的に参加している方も 多数いた様で、無料という言葉の偉大さを ヒシヒシと実感‥。

 

箱の中には こんなにたくさんの 玉ねぎが!

箱の中には 形の良い “札幌黄” が こんなにたくさん!

農家さんからのご厚意なので、大切に 美味しくいただきました♪

 

玉ねぎの甘みで 美味しいカレーがたっぷり出来上がりました^^

 

ヴェール農場の入口

ヴェール農場は一般販売も行っています

ヴェール農場

玉ねぎの他、若干の野菜の直売も行っています

なお ヴェール農場の札幌黄が欲しい場合、直接倉庫に行ってみましょう。

常にあるわけではありませんが 一般販売も行っているので、一度のぞいてみるのも良いと思いますよ♪

⇒「ヴェール農場」公式HPへ

 

【5~8月】札幌黄の “苗植え” から “収穫” までを体験!

札幌黄の苗

畑に植えた 札幌黄の苗

5月~8月にかけて行われるのは 「札幌黄の苗を 自分で植え、育てて、収穫する」体験会。

 

これが “札幌黄オーナー制度” の 一番の醍醐味!

あらかじめ割り当てられた畑に 苗を植え、あとはオーナーさん達 自身が管理。

特に 土をいじる機会がほとんどない “マンションの住人” などの場合、なかなか貴重な体験になるはずです!

 

東区の ”さとらんど” で行います

“栽培~収穫体験会” への参加は 別途料金が かかりますが、渋らずに参加するのが おすすめ。

その理由は‥

育てた 玉ねぎは すべて持って帰れるから!

 

なお 体験会の詳細は、この後 順を追ってご紹介♪

概要は、以下をご確認ください。

 

▼ 体験会の概要

名称札幌黄の苗植え~生育~収穫体験~みんなでジンギスカン収穫祭
実施日5月1日(苗植え)、5月29日(草取り)、8月(収穫&ジンギスカン)
開催場所サッポロさとらんど
定員20組(1組5名まで)
参加料1組 4000円
参加資格札幌黄オーナーであること(応募者多数の場合 抽選)
※ 体験会の内容は 開催年ごとにことなる場合があります

 

札幌黄ふぁんくらぶ内 事務局 日原さん

当日は 13:30 に、“サッポロさとらんど” に集合。

まずは 札幌黄の特徴などについて、詳しく学びます。

 

札幌黄オーナー制度の畑

一組 一区画の 畑が割り当てられ‥

札幌黄の苗

札幌黄の苗を植えていきます

一組が植える苗の本数は 100本!

これを さっそく畑に植えていきます。

 

札幌黄の苗と高井なお

100本の札幌黄の苗

1本は こんな感じ

札幌黄の苗を植えている様子

等間隔に植えていき‥

札幌黄の苗を植えた畑

100本すべて 苗植え完了!

これで 苗植えは終わり。

この後は収穫まで オーナー自身で畑を管理する必要があります。

 

作業は主に “草取り”。

しっかりとお手入れをしてあげないと、雑草に栄養を取られて 美味しい玉ねぎに育ちません。

 

札幌黄の苗と雑草

2~3週間も経てば、雑草はボウボウに‥

札幌黄の苗

これを キレイに取りのぞいてあげましょう!

少なくとも 1週間~2週間に一度は お手入れをしてあげる必要あり。

ちょっと面倒ですが、その分 自分の育てた玉ねぎへの愛着がわいてきます♪

 

また すべての苗がしっかり育つとは限りませんが、しっかり育った場合、100玉の “札幌黄” が自分の手元に残ります!

仮に全滅してしまっても保障はないので、最後までキチンと育てましょう♪

 

※ 収穫体験の様子は、8月以降に追記します。

 

【10月】札幌黄フォーラム&スープカレーパーティー

最後の体験会は、札幌黄の “フォーラム&スープカレーパーティー”!

札幌スープカレーの老舗「札幌らっきょ」の 店主 “イデ ゴウ” さんが登場予定とのこと。

 

なお 体験の概要は 以下のとおりです。

 

▼ 体験会の概要

名称札幌黄フォーラム&スープカレーパーティー
実施日10月23日
開催場所サッポロさとらんど さとらんどセンターおよび2階レストラン 
定員60名
参加料1人 500円(同行の小学生以下無料)
参加資格札幌黄オーナーであること(応募者多数の場合 抽選)
※ 体験会の内容は 開催年ごとにことなる場合があります

 

その他の “札幌伝統野菜” について

収穫間際の札幌大球

収穫間際の札幌大球

サッポロさとらんどには、その他にも “札幌伝統野菜” が植えられています。

最後に 簡単にですが、合わせてご紹介します。

 

サッポロミドリ(枝豆)

札幌伝統野菜 “サッポロミドリ” の苗

サッポロミドリの苗

“雪印種苗株式会社” が開発、1974年に品種登録された 札幌発祥の枝豆。

8月上旬から収穫期を迎える早世品種で、白色の産毛で鮮やかな緑色が特徴なのだそう。

 

大きくなったら、こんな感じで たくさん実がなります

 

札幌太ナンバン

札幌伝統野菜 “札幌太ナンバン”

明治中期に岩手県南部地方から導入。

辛味が結構強めで。活力源や殺菌用として古くから重用。

葉や幼果はつくだ煮、乾果を香辛料として漬物に利用されます。

 

札幌太なんばん

真っ赤に育って、辛味も強そう

 

札幌白ごぼう

札幌伝統野菜 “札幌白ゴボウ” の芽

明治に始まった北海道ゴボウ栽培。

その中で、当時栽培されていた直根で白茎の品種を「札幌」の呼称で定着させたのが由来といわれています。

 

札幌太人参(ニンジン)

札幌伝統野菜 “札幌太人参(ニンジン)”

豊かな北海道の自然が生んだ在来品種。

病気に強く丈夫で作りやすい大型人参。

昔の味がして、香が強いのが特徴とのことです。

 

「札幌黄オーナー制度」まとめ

今回は “札幌黄オーナー制度” について ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 

札幌が発祥の “玉ねぎ” ですが、いまや 生産数が多くはないのが “札幌黄”。

オーナー制度は 札幌の伝統野菜を知る 良いきっかけにもなり、育てた玉ねぎも もらえる 楽しい企画♪

機会をつくって ぜひ参加してみてください!

 

なお すでに募集が終わった体験会への申込はできませんが、“札幌黄オーナー制度” では まだまだオーナーを募集中です。

興味のある方は、下記リンクから “札幌黄ふぁんくらぶ” のホームページをのぞいてみてくださいね!

⇒ 札幌黄ふぁんくらぶ HPへ

 

 

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  • この記事を書いた人

tomo.

全道をドライブすること15年強、不動産業に従事するサラリーマンブロガー。道内173/179市町村を走破。許容走行距離は約700Km/日まで。自ら撮った写真を使ったブログを約10年執筆中。人込みは苦手で、特に誰も行かない様な穴場観光地が大好き。最近は北海道の歴史・碑などにも興味深々です。

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