高級イタリアンレストラン “PARCO FIERA(パルコフィエラ)” による 中華料理イベント「発酵中華フィエラ」。
ポイント
- 高級イタリアン “パルコフィエラ” で 行われる 幻の企画!
- 常連のお客さんたちの要望により、年に1~2回のみ開催
- イタリアンシェフによる 自慢の “中華料理” が、アラカルトで楽しめる♪
普段のイタリアンでは “16500円~” の コース料理のみの提供ですが、この時だけは アラカルトで 価格も意外とリーズナブル ^^
シェフ “中條さん” 手造りの「発酵調味料」をつかった 数々の中華料理は、どれもハイレベルなものばかりでした!
パルコフィエラ の「こだわり」を チェック ☑
そんじょそこらの イタリアンレストラン とは 一線を画す “パルコフィエラ”♪
まずは シェフ “中條さん” の こだわりの数々を、要チェック ☑



詳しい内容は パルコフィエラ本編 で 確認してみてくださいね ^^
ポイント ①:塩・油以外 すべての調味料が “自家製”


棚には 自家製の “発酵調味料” が ずら~っと! 今年作ったものは 翌年使用予定
塩と油以外の調味料は、すべてが シェフが作る “自家製” のものを使用!
- バター
- 酢(フルーツのほか野菜でも作る)
- 粒マスタード
- しょっつる(魚醤)
- コンソメ ほか
ポイント ②:あらゆる “学問” からの アプローチ


“唾液が少ない” アジア人に向け、香りが広がるように “ひじきパウダー” を トッピング ^^
“細胞学・脳科学・心理学・天文学” なども勉強している 中條シェフ。
それぞれのエッセンスを、自身の料理にも取り入れているのだそう。
- “北海道・関東” など、お客様の住んでいる地域によって 食材を変更
- “日本人・中国人・アメリカ人” など、人種の特性にあわせて 食材・アプローチを変更
- その他 “おいしいと感じるであろう要素” を、予想できる範囲で 組み込む
ポイント ③:お客さんによって 料理を微調整


イタリア製スライサー “ベルケル” で、ハムの厚さを 絶妙に調整 ^^
地域や 人種だけではなく、さらには お客さんひとりひとりに合わせて 料理の微調整を行っています。
- 性別・おおよその年齢
- 入ってきた時の 声のトーン・歩幅
- 食事中の 顔の血色(体温)
- 咀嚼(そしゃく)回数 など
ポイント ④:料理が目の前でできあがる “ライブ感”!
シェフの様々な技が、すべてカウンター越しに眺めることができるのも特徴のひとつ。
▼ 例えば “自家製パスタ” の 製造風景


小麦粉1kgに対し 卵黄30個を使うパスタ「タヤリン」を 薄~く伸ばす様子


機械ではなく シェフの手切りによる製麺◎


自家製パスタが完成♪
目の前で繰り広げられる 製造工程をながめた後は、食べた時のおいしさも 3割増し!
今回で言えば 目の前で 餃子や焼売を包んだり、ブロック肉をカットしたりする様子を見ることができて、料理に対する期待が ドンドン上がっていきました ^^
限定開催「発酵中華フィエラ」の 中華料理を堪能♪


カウンター席でいただく “唯一無二” の料理
“発酵中華フィエラ” で 食べられるのは、中華料理のアラカルト。
1品あたり 660円 ~ 1700円程と、普段では考えられないほど とってもリーズナブル ^^



1回につき 約4日間のみの開催なので、チャンスがあれば ぜひうかがいたいところ♪
なお すべて中條シェフが 一人で対応するため、料理提供までに 少し時間がかかります。
そのため 時間には余裕をもってうかがいましょう。
アテ
まずは “アテ” から。
全6品の中から、3品をいただきました ^^


鮮魚の三つ葉と発酵麻辣オイル


この日の魚は “真鯛”
初めに食べた この一皿が、もう衝撃!
自家製 “発酵麻辣オイル” が かつてないくらいおいしくて、鼻を抜ける香りが とんでもなく心地イイ♪



雑みも エグみもなく、それでいて 真鯛のうま味も殺さない このオイル、これだけで ご飯何杯も食べられるほど ^^
初めから 発酵調味料の実力をみせられ、おのずと次に期待がふくらみます♪


北寄と発酵キウイ、春菊のヨーグルト和え


ほたての白切猪肝仕立て 薬味がけ
“ホタテ” も “ホッキ” も、サーっと湯引きした程度の絶妙な火入れ。
どちらも うま味・甘み・エグみ の バランスが絶妙で、口の中で見事なくらい調和していました ^^
炒め物・煮込み
中華の真骨頂 “炒め物” と “煮込み” は、全6品。
この中から、とっても気になる3品をいただきました ^^


北島豚の黒酢炒め ネギソース
中でも 一番おいしかったのが「豚肉の黒酢炒め」。
厚切りの豚バラ肉と 八角を強めに効かせた “黒酢” との相性がバツグン!



“八角” が 強めに効いているおかげか、酸味がまぁるく 味に深みとまろやかさが加わってます ^^


豚足のスパイス五香粉風味のウイスキー蒸し


牡蠣の麹漬けとトマトの玉子炒め
麹に漬けられ 味濃く熟成された “牡蠣” には、トマトの軽~い酸味と コッテリとした油がピッタリ!
見ためからそのまんまの 大きな “豚足” には、ちょっと度肝を抜かれました (^^;



赤ワインと一緒に楽しむのが ベストでした!
点心
あると必ず食べたくなる “点心” は 全4品。
今回は欲張って 全種類いただきました ^^


鯖と発酵茗荷の春巻き


揚げたてなので アツアツ・サクサク!
一番 特徴的な味わいだったのが “鯖と発酵茗荷の春巻き”。
パリッと揚がった 薄めの皮の中には、ほぐした “鯖” と ほのか~にクセの残る “茗荷” の餡 ^^



鯖の風味と 茗荷のクセも しっかり感じられ、見た目以上に満足度バツグンです♪


アスパラひつじと発酵ビーツの焼売


発酵レモンと北海地鶏の水餃子 ぶっかけパクチー


北島豚と発酵紫キャベツの餃子
餃子・水餃子は、どれも一皿4~5個。ベースの味付けが 優しめな分、薬味や調味料のおいしさが より際立ちます ^^
印象的だったのが 焼餃子にそえられた “粒マスタード” で、こんなところで 中華とイタリアンのフュージョンが感じられるとは思いませんでした!
ご飯・麺
食事の〆、“ご飯・麺” は 全3品。


トウモロコシとツブの焼きそば


たっぷりコーンと ゴロゴロのツブ♪
最後は中華料理っぽく コッテコテの “焼きそば。
油も 具材のコーン・ツブもたっぷりで、ボリュームも満点!!



あふれるうま味と 強い弾力で、これだけでも 食べる価値ある一皿でした ^^
デザート


夕張メロン
パルコフィエラのスイーツは、素材のうま味 そのままのものが多い印象。
今回は 甘~い “夕張メロン” でした ^^
限定開催「発酵中華フィエラ」の メニュー一覧


発酵中華フィエラ メニュー表
前述のとおり “発酵中華フィエラ” は、年に一・二度の不定期開催。
毎回メニューがことなりますが、アラカルトでリーズナブルなことには 変わりありません!
▼ 2022年7月時のメニュー一覧
アテ | 価格(税込) |
北寄と発酵キウイ、春菊のヨーグルト和え | 880円 |
蛸とピーマンの発酵ラー油和え | 770円 |
鮮魚の三つ葉と発酵麻辣オイル | 880円 |
手羽先のスパイシー唐揚げ 酢酸発酵佐藤錦のジャム | 660円 |
鰹と雉矢谷さんのきゅうり 焦がししらすオイルがけ | 770円 |
ほたての白切猪肝仕立て 薬味がけ | 880円 |
炒め物・煮込み | 価格(税込) |
真イカとはるきちファーム ズッキーニの豆鼓炒め | 1100円 |
牡蠣の麹漬けとトマトの玉子炒め | 1210円 |
発酵唐辛子の麻婆茄子 | 1320円 |
北島豚の黒酢炒め ネギソース | 1500円 |
ツブと小松菜のニンニク炒め 自家製グラッパ漬けカラスミ | 1620円 |
豚足のスパイス五香粉風味のウイスキー蒸し | 1320円 |
点心 | 価格(税込) |
鯖と発酵茗荷の春巻き | 770円 |
アスパラひつじと発酵ビーツの焼売 | 880円 |
北島豚と発酵紫キャベツの餃子 | 770円 |
発酵レモンと北海地鶏の水餃子 ぶっかけパクチー | 880円 |
ご飯・麺 | 価格(税込) |
THE 炒飯 | 900円 |
砂肝とカマンベールの炒飯 | 1320円 |
トウモロコシとツブの焼きそば | 1620円 |
甘 | 価格(税込) |
夕張メロン | 350円 |
パルコフィエラ の「店内の様子」


パルコフィエラ 店内


厳選された調理道具や調味料がならぶ 美しいオープンキッチン
店内は カウンター 6席のみ。
そのため どの席からでも 調理中の手元がよく見え、シェフとのコミュニケーションも取りやすい “特等席” です。


席の後方には、自家製シャルキュトリーが保管されている冷蔵庫とワインセラー
今年で 4年目になる同店ですが、元々16席あった店内を オープンから 1年半で カウンター6席 のみに変更。
「お客様ひとりひとりに対して できることを最大限にやりきる」
シェフの この強い気持ちが、今のスタイルを確立させたんですね。
パルコフィエラ への「アクセス方法」と 駐車場について
パルコフィエラ があるのは、札幌中心部からはなれた “手稲区” 。



JR 稲穂駅 が 目の前にあるので、とっても好アクセスなんですよ♪
「公共交通機関」を利用して向かう場合
最寄駅
- JR 函館本線「稲穂駅」徒歩 約1分
公共交通機関で 向かう場合、最寄駅「JR 稲穂駅」から 歩いて 約1分で到着。
▼ 「JR 稲穂駅」からの ルート
「車」で向かう場合と、駐車場について
「JR 札幌駅」から 車で パルコフィエラへ向かう場合、所要時間は 約25分。
▼ 「JR札幌駅」からのルート
駐車場は 店前にあり。
案内図などがないため、スタッフさんに確認してから停めるのが 確実です ^^
パルコフィエラ の「住所・電話番号」その他 店舗情報
「パルコフィエラ」が あるのは、札幌の端 “手稲区稲穂”。
住所や連絡先・営業時間などの詳細は、以下をご確認ください。
店舗情報 | |
店名 | PARCO FIERA(パルコフィエラ) |
住所 | 北海道札幌市手稲区稲穂1条4丁目8-10 |
電話番号 | 070-1139-0283 |
営業時間 | ランチ 12:00~ ディナー 18:00~ ※ともに一斉スタート・完全予約制 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり(店前) |
キャッシュレス決済 | クレジットカード各種 |
公式サイト | 公式HP |
公式SNS | Instagram / Facebook |
外部サイト | Yahoo! ロコ |
地図を表示 | グーグルマップはこちら |
パルコフィエラ もとい「発酵中華フィエラ」まとめ


食後に撮っていただいた一枚。オーナー・中條シェフと、モグトリップライター高井なお
札幌市手稲区のイタリアンレストラン “パルコフィエラ” による、中華イベント「発酵中華フィエラ」を おさらい。
ポイント
- 高級イタリアン “パルコフィエラ” で 行われる 幻の企画!
- 常連のお客さんたちの要望により、年に1~2回のみ開催
- イタリアンシェフによる 自慢の “中華料理” が、アラカルトで楽しめる♪
料理のポイントは “自家製発酵調味料” で、素材よりも 味付けの方に注目して食べるのが ◎
自分の料理に合うよう “塩・油以外 すべて手造り” の 調味料は、どれもムダがない洗練された味わい!



イタリアンの技術を取り入れた中華料理で、普段食べる中華料理とは 一線を画すもの ^^
限られた人数しか体験できない “発酵中華フィエラ”。
SNSなどで 告知もされていない様なので、参加したい場合 まずはパルコフィエラの常連さんになることを目指しましょう。
▼ 札幌「おすすめイタリアン」まとめ




▼ その他 札幌グルメ ジャンル別まとめ
ラーメン・ジンギスカン・スープカレー・寿司・回転寿司・カレー(ルー)・洋食・豚丼・ザンギ・ケーキ・シメパフェ・ソフトクリーム・かき氷・カフェ・フランス料理・イタリア料理・お土産
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