沖縄で新鮮な海鮮を食べるなら、那覇 中心部の「第一牧志公設市場」が おすすめ ^^
ポイント
- 1950年に開設、市民の市場として発展し 今では有数の観光地 ^^
- 新鮮な “海産物” をはじめ、精肉・特産品などが 勢ぞろい!
- 買った食材は、2階の食堂で すぐに食べられる ^^
戦後 沖縄市民に親しまれ、今では 観光客にも大人気!
特に あたたかい海で育った 新鮮な魚が食べたい時は、さけて通れないスポットです ^^
第一牧志公設市場 って「どんな施設」?


2023年までは 仮店舗で営業中
“第一牧志公設市場” が 開設されたのは、1950年のこと。
戦後の闇市を発端に、以後 “市民の台所” として 地域で親しまれてきました。


一番にぎわうのが “鮮魚エリア”
地元のお客さんが減少傾向にある中、近年は 特に観光客に人気のスポットに。
地元のめずらしい食材を目当てに、たくさんの人たちが 足を運びます ^^



中でも 特ににぎわうのが “鮮魚エリア” で、観光客が足を運ぶのもココ♪
特徴 ①:エリア分けが明確


ラインごとに 業種が明確 ^^
市場の中は、業種ごとに キレイに区画分けされています。
“鮮魚、精肉、生鮮品・乾物・その他食料品” の 3区画に分かれ、どの区画にも 沖縄の特産品が勢ぞろい!


精肉エリア:特産品の “豚肉” や 加工品が ずら~っと並ぶ


生鮮エリア:野菜の他。乾物・お土産なども多数!
特に 観光の場合に確認しておきたいのは、“鮮魚エリア” ^^
一番にぎわっているエリアで 観光客が多いのもここですが、豚肉を中心に めずらしい部位がたくさん販売されている “精肉エリア” も 見逃せません♪
特徴 ②:食堂も充実!


2階には 食堂が充実!
建物2階には、食堂が充実!
中央の物販店を囲むように、十数店のお店が営業しています ^^


中央の物販店を囲むように 多くの食堂が営業中!


結構奥行もあって、席数も かなり多め
食べられるのは チャンプルーやラフテーのような “沖縄伝統料理” から、タコライスのような 戦後に根付いた “沖縄グルメ” まで 多数!
もちろん 沖縄の海の魚を使った “海鮮丼” などもあり、ここだけで ひと通りのものが食べられます ^^
特徴 ③:買った食材を すぐに食べられる!!


買った食材は すぐに食べられる⁉
1階の市場で買った食材は、2階の食堂で料理してもらえます ^^
新鮮な海鮮はもちろん、沖縄特産のブランド豚肉など ほぼすべての食材に対応!


2階食堂 “あだん” の 調理対応方法(海鮮)


2階食堂 “あだん” の 調理対応方法(精肉)
料理に必要な料金は、ひとりにつき 500円+税。
1グループごとに 3種類の食材まで 対応してくれます ^^
調理方法
- 【海鮮】
塩焼き・バター焼き・塩コショウ炒め・バター炒め・ネギ生姜炒め・あんかけ・からあげ・煮付け・マース煮・天ぷら・蒸し・にんにく蒸し・フライ・みそ汁・雑炊 - 【精肉】
しゃぶしゃぶ・ステーキ・焼肉、ソーセージ・ハンバーグ(焼き)
※ 2階飲食店 “あだん” の場合
第一牧志公設市場 には どんな「海産物」が あるの?
観光で 第一牧志公設市場を訪れる場合、目的は “海鮮” 一択でしょう。



何を食べたらイイのか 全くわからないよ‥
そこで、ここでは どんな海産物があるかを 一度確認しておきましょう!
海産物 ①:エビ(車エビ・伊勢エビ)


鮮度バツグンだと 透明度が段違い!(店舗:くるまえびキッチン TAMAYA)
実は 沖縄県は「車エビの生産量が日本一」!
沖縄本島 や 久米島・宮古島 などに 7~8ヶ所の養殖場があり、中には レストランを併設しているところも⁉



お刺身はもちろん、フライ・天ぷらもおいしいので、特にエビ好きの方は 絶対に一度は食べてみて ^^


言わずと知れた高級エビ “伊勢エビ”!


南の海に生息する “セミエビ” も 高級
その他に “伊勢エビ” などの 高級食材も ずら~っと。
特に 東京に卸されることが多いという “セミエビ” は 伊勢エビ以上に高価で、わたしが食べた時は 1匹なんと 9000円!!
エビ狙いの時は、できるだけ お財布の中身に余裕を持ってうかがいましょう。
海産物 ②:貝(シャコ貝・夜光貝など)


左:シャコ貝、右:夜光貝
南国ならではの 巨大な “貝類” も、食べておきたい食材のひとつ。
ツブみたいな食感の “夜光貝” は、ひとつ 1500~2000円程度で食べられます。
海産物 ③:カニ(ガザミ・ヤシガニなど)


貝を砕くほど 強固なハサミをもつ ノコギリガザミ


正式には ヤドカリの仲間 “ヤシガニ”
沖縄ならではの “カニ類” にも 注目!
タラバ・ズワイなどの様な 足の長~いものではなく、ハサミの大きな “ガザミ” や ヤシの実も食べてしまう “ヤシガニ” などが並びます。
海産物 ④:魚(イラブチャー・オジサンなど)


色鮮やかな見た目が 特徴的♪
沖縄の “魚” は、食べるのをためらってしまいそうなくらいカラフル!
食欲を減退させる様な 青いカラーが特徴的な “イラブチャー(ナンヨウブダイ)” や、変わったネーミングの “オジサン”、“ハリセンボン” など 色んな魚が食べられます ^^
第一牧志公設市場 の「食堂」で 実食!


お刺身は “船盛” で 登場!
前述のとおり、買った食材は 2階の食堂で料理してもらえます。
第一牧志公設市場で、このシステムは “持ち上げ” と 呼ばれています。
持ち上げについて
- 料理に必要な料金は、ひとりにつき 500円+税
- 1グループごとに 3種類の食材まで 対応
- お刺身は調理無料
- 調理内容によって 金額がことなる場合があります
おすすめ ①:セミエビ


セミの様な見た目から命名された 大型のエビ♪(撮影:美ら海水族館)
産地以外では あまり見かけることの少ない「セミエビ」。
“伊勢エビ” よりも 高価で取引されることが多い高級食材で、身がたっぷり詰まっていて 食べごたえバツグン!


まずは お刺身で♪


殻の部分は お味噌汁にすると、とっても良いお出汁が♪
その多くが 料亭におろされるとのこともあって、味はとっても美味☆
生でも 火を通して食べても どっちもおいしいので、殻に詰まった濃厚な “みそ” も含め 最後までしっかりいただきましょう!



濃厚な “エビみそ” も 美味なので、カニフォークでほじって 余すことなくいただくのがおすすめ ^^
‥とはいえ 本当に高級で、わたしがいただいた時も 1匹 9000円程‥。
お財布に余裕がある時に ぜひチャレンジしてみてください。
参考
- 【通販サイト】
おすすめ ②:イラブチャー


色鮮やかな見た目が 特徴的♪
あちこちのお店で よ~く見かける「イラブチャー」。
“ナンヨウブダイ” と 呼ばれる魚で、あざやかな青いカラーが特徴的♪


2切れサービスしていただきました♪
わが町 北海道に比べると、沖縄の魚は 脂ノリが少なく とても淡白。
“イラブチャー刺身” も 同様で、味は淡白だけど 程よい弾力が楽しめます ^^



その分 しっかり噛むほど にじみ出る うま味が楽しめます♪
おすすめ ③:夜光貝


“夜光貝” といっても 夜に光る訳ではありません
熱帯の海に生息する 大型の貝「夜光貝」。
サザエの仲間では 最大クラスで、今回いただいたのも 20㎝は超える大型のもの♪


柔らかい部分は お刺身で♪


固い部分は “バター焼き” で いただきました ^^
殻だけが大きいのはでなく、可食部もたっぷり!
固い部分と 柔らかい部分があるので、部位に合わせて調理方法を変えてもらうのが おいしく食べるコツです ^^



部位によって弾力が変わるので、一度で二度楽しめます ^^
第一牧志公設市場” では、一つ 1500~2000円程度で購入できます ^^
参考
- 【通販サイト】
おすすめ ④:ハリセンボン


カリカリで 骨まで食べられる!
とっても美味な フグの仲間 “ハリセンボン”♪
おすすめの調理方は “から揚げ” で、ヒレまで バリバリ食べられます♪


ぶつ切りにして あとはカラッと揚げただけ ^^
可食部が少ないのも 特徴のひとつで、通常 お刺身などでは食べない魚。
火を通すと ブリッとした強い弾力が楽しめ、たん白だけど 噛むほどにうま味があふれる!



衣に 軽~く味がついていて、お酒を持つ手も進みます ^^
第一牧志公設市場 まとめ


ちょっと特徴的な 市場前のシーサー♪
今回ご紹介したのは、那覇 中心部にあり 観光客にも大人気の「第一牧志公設市場」。
ポイント
- 1950年に開設、市民の市場として発展し 今では有数の観光地 ^^
- 新鮮な “海産物” をはじめ、精肉・特産品などが 勢ぞろい!
- 買った食材は、2階の食堂で すぐに食べられる ^^
普段見かけない色んな魚を 気軽に楽しめるので、特に 観光客に人気!
ただし 思いっきり楽しみたいなら、そこそこの出費は覚悟して向かいましょう。
その他 沖縄のお店をチェック