
新型コロナウイルスの影響で容易に旅行できず、ストレスをかかえていませんか?
行けないと思うと ますます行きたくなってしまうのが人間の心情……
そこで今回は、インターネットでお取り寄せができる「九州グルメ 17選」をご紹介します!
紹介するラインアップ
- 「福岡県」のグルメ 9選
- 「長崎県」のグルメ 3選
- 「熊本県」のグルメ 4選
- 「宮崎県」のグルメ 1選
定番グルメから、地元民御用達の隠れた名物グルメまで、筆者が実際に現地で食べ、おいしいと思ったものだけををご紹介。
お取り寄せで気軽に 九州グルメを楽しんじゃいましょう♪
▼ 九州各地で食べたい!グルメライター厳選・九州グルメスイーツまとめ


▼ 全国各地でお取り寄せ!グルメライター厳選・九州「スイーツ」まとめ


【九州グルメお取り寄せ】福岡県のグルメ9選
おすすめ①:水炊き(博多風)
「水炊き(博多風)」は、簡単にいうと鶏肉の鍋料理。
骨付きの鶏や鶏ガラを長時間煮込み、うま味を凝縮したスープは 白濁してとろみあり。
一般的な鍋とは違い、鶏のぶつ切り・つみれ・野菜などを時間差で投入し、それぞれを丁寧にあじわう鍋料理。
関西風と呼ばれる “昆布出汁でつくる水炊き” とはまったくの別物です。


豆腐、キャベツ、にんじん、水菜など、野菜に火が通ったらいただきます



味の奥行きとまろやかさが尋常じゃない。
こんなにやさしいのに、とんでもない満足感でした♡
関西風しか食べたことがなかったので、今まで食べてきた水炊きはなんだったんだろう…… とw
ジューシーでやわらかい鶏肉とぽん酢の相性が抜群。
さっぱり食べることができて、絶大な満足感を味わえること間違いなし!
未食の方はだまされたと思ってぜひ一度食べてみてください♪
▼ 博多で食べた「水炊き」の詳細はこちら


おすすめ②:博多もつ鍋
福岡・博多がルーツとされており、名物グルメの代表ともいえる「博多もつ鍋」。
牛または豚の内臓と野菜を、醤油味のスープで食べるのが主流とされている鍋料理です。
飲みこむタイミングがわからないもつはちょっと苦手ですが…… 本場・博多で食べたもつは噛みきりやすく、おいしい状態で飲みこむことができました。



脂のコクがたっぷり溶けだしたスープも染みる~♡
そしてニラとにんにくのパンチが最高w


シメはやっぱり「ちゃんぽん麺」!
ズズっと吸いあげた麺はもつの脂が溶け込んだスープをたっぷりふくんでいて、至福のおいしさです♪
おすすめ③:博多ラーメン
「博多ラーメン」は、白濁したとんこつスープにストレートの細麺をあわせた豚骨ラーメン。
さっぽろ味噌ラーメン、喜多方ラーメンとともに “日本三大ラーメン” として知られる、日本の名物グルメともいえるひと品です。


筆者が福岡に訪れた際、中州の屋台でいただいた「博多ラーメン」
お店で食べるのもおいしいですが、屋台でも味わうことができるのが福岡ならでは。



口の中がとんこつのコクで満たされて幸せな気持ちに♡


“替え玉文化” があるのも「博多ラーメン」の特徴
スープにクセがあるのかと思いきやクセは全くなく、麺の喉ごしも最高!
こってり系なのかと敬遠していましたが…… 想像以上にさっぱりと食べ切ることができ、「博多ラーメン」が好きになりました♪
おすすめ④:とりかわ


福岡市内の焼き鳥店では、焼き鳥がサービスの生キャベツにのせられて出てくる
福岡県民に愛される名物グルメ「とりかわ」、あなたは知っているでしょうか?
博多で食べられている「とりかわ」は、全国の焼き鳥屋さんで出てくる “鶏皮” とは全くの別物。
「とりかわ」の特徴
- 単なる鶏の皮ではなく、首のうしろの皮のみを使用
- 鶏皮をらせん状にぐるぐる巻きつける、特徴的なビジュアルの串
- 焼いては寝かせる、を何度もくり返して完成される


博多名物「とりかわ」



鶏のうま味がギュッと凝縮されていて…… こんなにおいしい鶏皮はじめて!
一般的な「鶏皮串」は脂っこくて、好んで食べることはない筆者ですが、これは程よく脂が落ちていて美味。
サービスのキャベツとあわせて食べるとさらに進み、追加オーダーするほど気に入りました♡
まだ食べたことがないという方は、ぜひ一度おためしを!
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▼ 博多で食べた「とりかわ」の詳細はこちら


おすすめ⑤:博多ひとくち餃子
博多のご当地グルメとして全国的な人気を誇る「博多ひとくち餃子」。
実際に、博多にある博多ひとくち餃子発祥の店「宝雲亭(ほううんてい)」で実食してきました!


博多ひとくち餃子発祥店「宝雲亭」の外観
創業1949年、現在3代目が切り盛りする「宝雲亭」が店をかまえているのは、屋台で有名な “中州エリア” の一角。
外観同様、お店の中も昭和の香りがただよっており、味のあるいい雰囲気でした。


これが発祥店の「博多ひとくち餃子」



ニンニクを使ってないから、においを気にすることなくどんどん食べられます♪
牛と豚の合挽き肉に玉ねぎをあわせた餡から、ジュワ~っとあふれる肉汁。
お肉なのに不思議と満腹でもサクサク食べられちゃう……!
止まらなくなるおいしさですよ♪
▼ 宝雲亭「ひとくち餃子」の詳細はこちら


おすすめ⑦:ごぼ天うどん
「ごぼ天うどん」はごぼうの天ぷらがのったうどんのことで、福岡県全域で地元民に大人気のご当地うどん。
意外や意外!福岡市内には “饂飩(うどん)蕎麦発祥の地” という石碑があり、一説によるとうどんの発祥の地は福岡市といわれているのだとか!
(讃岐が発祥という説もあり)
福岡うどんの特徴
- 麺がやわらかい
- 醤油はうすくちを使用
- うすくて澄んだ色のつゆ
昔はうどんをすぐに提供できるよう “ゆで置き” していたお店が多かったそうですが、最近ではオーダーが入ってからゆでる “釜揚げスタイル” でやわ麺を提供しているお店も。


ごぼ天は写真のタイプ以外にも、かき揚げ・細長くスライスしたものなど多種多様



つゆを吸った天かすもいいスパイスで、おいしさがじわ~っと身体全体に染みわたる♪
個人的にうどんは少し物足りないイメージがありましたが、全くそんなことはなく。
もっちりやさしいうどんと上品なダシが存分に味わえる、からだにやさしいごちそうでした♡
おすすめ⑧: 鉄なべ餃子
「鉄なべ餃子」は、福岡・八幡発祥の 熱した鉄なべに乗せて提供するスタイルの餃子。
こんがりと焼かれた皮が 見るからにおいしそうで、かわいらしいひと口サイズが特徴です。


女性でもパクっとひと口で食べることができます♪



スナック感覚でパクパク進むため、写真の2人前はあっという間になくなりましたw
最後までアツアツで楽しめるのも「鉄なべ餃子」の大きな魅力です!
おすすめ⑨:ごまさば
福岡県の郷土料理のひとつ 「ごまさば」。
ここでいう「ごまさば」は、サバの刺身に しょう油・みりん・ゴマを和えたもので、サバの種類の “ゴマサバ” とは異なります。
サバは寄生虫(アニサキス)が入っていることが多いといわれていますが、 生で食べることができるのは日本海側のサバだからこそ。
注意ポイント
日本海側のアニサキスは “食べる部位まで移動しにくい” という特徴をもっているものが多い。
他の地域では 食中毒になる危険性がとても高いので、絶対にマネをしないようにしましょう!


北海道ではほぼ出会えない生のサバ!



シャキッと角がたっていて歯ごたえがしっかりしてました!
ごまの香ばしさとわさびの大人なハーモニーがたまりません。
この地でしか味わえない、新しいサバのおいしさをぜひ♪
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▼ 福岡で食べた「鉄なべ餃子」「ごまさば」の詳細はこちら




【九州お取り寄せ】長崎県グルメ 3選
おすすめ⑩: 長崎ちゃんぽん
長崎県の名物といわれて パッと思いつくものといえば「ちゃんぽん」。
いまや全国各地に “ちゃんぽん” と名のつくものはありますが、そのルーツをたどると 長崎県の中華料理店「四海僂(しかいろう)」に たどり着きます。
「四海僂」とは


「四海僂」発祥の、本場 “長崎ちゃんぽん” をいただきます!



こってりしていることが多いちゃんぽんですが、脂をほとんど感じなかったのがとても意外でした!
もっちりとした太麺がたっぷりとスープをすって、すするたびに口の中においしさが広がります。


こちらの “皿うどん”もここ「四海僂」が発祥
筆者が住む北海道では、皿うどんといえばカリカリに揚がった極細麺が一般的。
そのタイプのものは「四海僂」では “炒麺(チャーメン)” として提供されていました。
これは「長崎ちゃんぽん」と同じ太麺をつかっていて、満足感抜群♪
発祥の味をご自宅でじっくりと堪能してみてはいかがでしょうか?
【送料無料】ちゃんぽん・皿うどん(計6食) 税込6,280円
▼ 四海僂の「長崎ちゃんぽん」「皿うどん」の詳細はこちら


おすすめ⑪: ハトシロール


現地・長崎県では1本から販売されている「ハトシロール」
「秘密のケンミンSHOW」などでも取り上げられた、長崎のご当地グルメ「ハトシロール」。
エビがはいったすり身を薄切りの食パンで巻き揚げた、かまぼこの一種です。
ハトシロールの “ハトシ” って何
漢字で書くと「蝦吐司(ハトシ)」。
広東語で「蝦」がエビのことで、「吐司」がトーストと言う意味。


移動のバスの中でいただきました



2つの食感のコントラストがたのしい♪
324円で魚介のうまみも味わえる贅沢すぎる逸品!
食パンですり身を巻いたかまぼこといえば!
筆者が住む北海道で有名なのが、かま栄の「パンロール」。


形は似ていますが、
- ハトシロール = さっぱり素朴味
- パンロール = こってりコク旨
と、タイプにはかなりの違いを感じました。
食べ比べたらおもしろいかも♪


ハトシロールは4本入りや8本入りも
ハトシロールやハトシを販売しているお店の中で、特に高い人気を誇っているのが写真の「まるなか本舗」のもの。
このハトシロールを求めて地元長崎の方はもちろん、全国から多くの観光客が訪れる人気のお店なんです!
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おすすめ⑫: 五島うどん


現地・長崎で食べた 五島うどんとお寿司の定食
「讃岐うどん」「稲庭うどん」にならぶ “日本三大うどん” が、この記事で紹介する「五島(ごとう)うどん」。
長崎県・五島列島が発祥で、昔ながらの “手延べ製法” にこだわったうどんです。
「五島うどん」の特徴
- 一般的なうどんより 細くて丸く、直径は約2mmほどで そうめんに近い形状
- 椿油を麺に塗るため、細麺なのにコシの強い伸びにくい麺になる
- プルンっとした食感で 麺がツヤツヤしている


一番オーソドックスな「地獄炊き」でいただきました
地獄炊きとは
沸騰した鍋の中に麺を入れ、直接とりだして “だし” などにつけて食べる シンプルな食べ方



あごだしの上品な香りが鼻をぬけ、あとを引くうま味も心地いい♪
炭火で焼いたトビウオからとる「あごダシ」をつけダレにすることも、他のうどんにはない「五島うどん」ならではの特徴です。
椿油を使っているから時間が経ってものびにくく、最後までコシを楽しむことができるんですよね♪
鍋物のおともにも 常備しておいて損はないひと品です!
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▼ 長崎で食べた「五島うどん」の詳細はこちら


【九州お取り寄せ】熊本県グルメ 4選
おすすめ⑬: 熊本ラーメン
にんにくチップとマー油 が特徴の「熊本ラーメン」。
鶏ガラを加えた濃厚なとんこつスープに、中太ストレート麺を合わせたご当地ラーメンです。
「マー油」とは?
にんにくを揚げてつくる香味油。
1955年に熊本ラーメンの名店「桂花ラーメン」がマー油を作り出したといわれている。


白いスープの上に浮いている黒い液体が「マー油」
同じ九州でも「博多ラーメン」とは全くちがう魅力があり、着丼と同時にただよう 芳醇なにんにくの香りが食欲をそそります。
スープをひとくち……
マイルドなとんこつスープにガーリックの風味がしっかりとただよってきて、パンチは強め。
このにんにくがやさしい味のスープに刺激をくわえ、よりうま味をひきたてているんです!


トロっトロのチャーシューも絶品



あぶなく、最後までスープを飲み干してしまいそうになりましたw
「博多ラーメン」もおいしかったけれど、ガッツリいきたいときは「熊本ラーメン」で満たされたい。
思い出しただけで胃が刺激される、絶品ラーメンです!
▼ 熊本で食べた「熊本ラーメン」の詳細はこちら


おすすめ⑭: あか牛
熊本・阿蘇のご当地グルメ「あか牛(赤牛)」。
日本国内で生産されている和牛の約95%を「黒毛和種(くろげわしゅ)」が占めているといわれているため、ほんの数%しかいない希少な品種です。


「赤うし」をステーキ丼でいただきました



高級肉にありがちな “大量のサシ” はなく、肉自体の味がしっかり♪
噛めば噛むほど、うま味がじわじわ溢れてきます♡
ほどよい脂があるため質感もソフトで、スっと噛みきることができました。
高級肉のサシが苦手…… というあなたにおすすめしたいブランド牛肉です。
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おすすめ⑮:馬刺し・馬肉料理


テイクアウトでいただいた「馬刺し」の盛り合わせ
熊本の郷土料理のひとつである「馬刺し」。
馬のさまざまな部位を生で味わうことができ、醤油ベースのたれに薬味をあわせて食べるのが一般的です。


口にいれるとすぐに溶ける「馬トロフレーク」の丼ぶり
馬肉は、脂身が少なくてサッパリとした味わいが特徴。
日本で「馬肉・馬刺し」を食べる文化が広まったのは、ここ熊本県がルーツだとされています。
肥後熊本藩初代藩主の加藤清正が食糧が底をついた際に、やむを得ず軍馬を食した事が発端になっているのだとか。


現地・熊本県では「馬肉ユッケ」なるものも



馬肉のうま味と卵黄のコクが、口いっぱいに広がる……♡
表面を少し炙った「馬刺し」に卵黄とごま油をまわしかけ、めんつゆで食べると「馬肉ユッケ」を再現できそう。
赤身のお肉が好きな方はぜひお試しを♪
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▼ 熊本で食べた「あか牛」「馬肉」の詳細はこちら


おすすめ⑯:からし蓮根
江戸時代から熊本県内で広く親しまれている、熊本名物「からし蓮根(れんこん)」。
茹でたレンコンにからし味噌を隙間なく詰めこみ、衣をつけて油で揚げた、栄養価の高い郷土料理です。


熊本城の敷地内にある「森からし蓮根」で揚げたてをいただきました



ツーンとくる辛子の刺激がクセになる、大人の味!
衣の油が、辛味をマイルドにしてくれていいパランスでした。
日本酒や焼酎にすごく合いそう。
辛党の呑兵衛さんにおすすめの逸品です♪
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【九州お取り寄せ】宮崎県グルメ 1選
おすすめ⑰:チキン南蛮
ご当地グルメとして全国的にも認知されている、宮崎県民のソウルフード「チキン南蛮」。
鶏のからあげにタルタルソースがかかったものと思われがちですが、実はちょっと手のこんだ料理なんです。
「チキン南蛮」とは
下味をつけた鶏肉をふんわりと揚げてから甘酢タレに漬け、特製の甘いタルタルソースをかけたもの。


たっぷりタルタルソースをつけていただきます



最後までたっぷりの自家製タルタルソースが、至福の贅沢!
後処理が大変な揚げものは、外で食べるに限りますねw
冷凍でお取り寄せできるので、気になる方はぜひどうぞ♪
▼ 宮崎で食べた「チキン南蛮」の詳細はこちら


お取り寄せ九州グルメまとめ
今回の記事では「お取り寄せできる九州グルメ 17選」をピックアップしてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
どれも筆者が実際に現地で食べ、おいしいと思ったものだけを厳選しました。
自宅にいながら気軽に旅行気分が味わえる “お取り寄せ” 。
北海道在住ということもあり、利用するまでは送料が気になっていましたが……(1000円以上かかることがザラにある)
いざお取り寄せしてみると、送料なんか気にならないくらいw コストパフォーマンスがいいと感じました♪
実際現地に行く交通費と時間を考えるとむしろ安いのではないでしょうか。
なかなか旅行に行く時間がとれないという方にも、気分転換にとってもおすすめ!



「お取り寄せ」で九州グルメを楽しんじゃいましょう♪
▼ 九州各地で食べたい!グルメライター厳選・九州グルメスイーツまとめ


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