北海道 第2の都市 “旭川市” の ソウルフードといえば「新子焼き」。
若鶏の半身を豪快に素焼きにした料理で、名前の由来は 以下のとおり。
新子焼きの名前の由来
- 新子焼きは “若鶏” を使った料理
- 出世魚である “コハダ” は、幼魚時には「シンコ(新子)」と呼ばれる(シンコ ⇒ コハダ ⇒ ナカズミ ⇒ コノシロ)
- 「若鶏」=「シンコ(新子)」とされ、それを焼くから「新子焼き」となった
今回は そんな “新子焼き” の名店「焼鳥専門ぎんねこ」で、本場の味を堪能してきました!
その魅力を、さっそく ご紹介します♪
「焼鳥専門ぎんねこ」の 店舗情報・詳細


ふらりーと の 北側角にお店があります♪
“焼鳥専門ぎんねこ” の店舗詳細は 以下のとおり。
店舗情報 | |
【店名】 | 焼鳥専門 ぎんねこ |
【住所】 | 北海道旭川市五条通7丁目右6 5・7小路ふらりーと |
【電話番号】 | 0166-22-4604 |
【営業時間】 | 13:00~22:00 |
【定休日】 | 月曜 |
【駐車場】 | なし |
【キャッシュレス決済】 | 各カード可 |
【公式サイト】 | http://www.ginneko.co.jp/ |
【外部サイト】 | ぐるなび / ホットペッパー |
【地図を表示】 | グーグルマップはこちら |


昭和の雰囲気満載な「5.7小路 ふらりーと」が ステキ!
焼鳥屋としての創業以前、旭川市内の “銀座通り” で別業態で営業していたという “ぎんねこ”。
名前の由来は、この銀座通りの「ぎん」と 商売繁盛の意味を持つ招き猫の「ねこ」を合わせたことから。
お店があるのは “5.7小路ふらりーと” の北側角。
詳しいアクセス方法は 本記事の後半でご紹介します。
「焼鳥専門ぎんねこ」自慢の 新子焼き&チャップ焼き を実食!


最低ワンドリンクオーダーと、お通し150円は必ずかかります
“ぎんねこ” の営業時間は 13:00 から、ということで 今回はランチタイムに突撃!
13:15分ごろにうかがったところ、店内のカウンター席は満席で、小上がりがひとつ空いているのみ。
お昼から飲めるお店に集まっているという感じでした、



他、お通し代 150円が 必ずかかります。
新子焼き(若鶏の半身) 1518円(税込)


味付けは お店のおすすめで
これが若鶏の半身を使った ボリューム満点の “新子焼き”!
一般的には塩味が多い新子焼きですが、“タレ” で食べるのは旭川ならでは。
味の決め手は、創業以来 継ぎ足ししてきた秘伝のタレ。
1950年(昭和25年)創業の老舗 “ぎんねこ” でしか食べられない、オリジナリティあふれる うま味たっぷりな味わいが魅力です♪


今回は事前にカットしておいてもらいました
“新子焼き” のオーダーの仕方は人それぞれ。
例えば‥
- 塩で食べるか、タレでたべるか
- 半身に丸ごとかじりつくか、あらかじめカットしておいてもらうか
- 店員さんの おまかせでいただくか
今回は “おまかせ” で注文したところ、脂の少ない胸などは “タレ”、逆に脂のノったモモなどが “塩” で登場!
しっかり それぞれの部位に合わせた味付けをしてくれていました。


パリパリの皮、身はふっくらジューシーで もう最高!
道産伊達鶏を炭火でじっくり焼き上げられ、とても香ばしく、表面の皮はパリッ!
中でも 特筆すべきは、やっぱり “秘伝のタレ”。
甘さひかえめで 粘りがあるのが特徴的。 塩加減もほどほどなので、た~っぷり絡ませていただきましょう!



最初にオーダーするのを忘れずに!
ちゃっぷ丼(小) 605円(税込)


ちゃっぷ丼(小)だと、お肉が3切れ
若鶏をつかった “新子焼き” に対し、豚の肩ロースを使ったものは「ちゃっぷ焼き」と呼ばれます。
ちゃっぷ焼きの由来
- 使用部位は 豚肉の切り落とし(ポークチョップ)
- プロレスラー “力道山” の必殺技 “空手チョップ” をもじって「チョップ焼き」という名前に
- それが やがてなまり「ちゃっぷ焼き」となった
この ちゃっぷ焼きをご飯の上に盛り付けた「ちゃっぷ丼」も 人気メニューのひとつ!
大きさは 普通と小、肉大盛りなどがあり、それぞれ値段がことなります。


タレがシミシミのご飯が格別!
豚肉が 鶏肉と大きくことなるのが “脂身”。 鶏肉より よりコク深さを味わえ、タレとの相性も また格別!
さらには丼ぶりにすることで、あますことなくタレのうま味が味わえます♪
▼ “ぎんねこ” の味を家庭でも楽しもう!
串のフルコース 935円(税込)


手前から かしわ、豚タン、金柑
鶏のいろいろな部位が楽しめる「串のフルコース」。
全7本の内容
- 豚レバー
- 金柑
- かしわ
- 鳥モツ
- 砂肝
- 豚舌
- ヒナ皮


鶏モツ、ヒナ皮
“串のフルコース” も おまかせでオーダー。
- 【タレ】豚レバー、金柑、鶏モツ
- 【塩】 かしわ、砂肝、豚舌、ヒナ皮
こちらも部位に見合った味わいに仕上がってました♪
フルコースは、特に もつ串が好きな方に おすすめ! あまり得意でない方は、単品での注文がベターです。
特製鶏スープ 220円


アツアツなので 気をつけていただきましょう
鶏のうま味が凝縮された「特製鶏スープ」。
小さめのカップでの提供なので、量もちょうど良いくらい。
焼鳥で味わうのも良いですが、スープだと うま味が更にストレートに響いてくるので おすすめです♪
「焼鳥専門ぎんねこ」の メニュー一覧
焼鳥専門ぎんねこ の 全メニューは 以下のとおり。
メニュー名 | 価格 |
新子焼き | 1518円(税込) |
ちゃっぷ焼き | 605円(税込) |
串のフルコース | 935円(税込) |
ご飯 | 330円(税込) |
ご飯(小) | 275円(税込) |
ちゃっぷ丼 | 880円(税込) |
ちゃっぷ丼(小) | 605円(税込) |
ちゃっぷ丼(肉大盛り) | 1320円(税込) |
冷奴 | 385円(税込) |
特製鶏スープ | 220円(税込) |
漬物(小・お通し) | 165円(税込) |
漬物(中) | 440円(税込) |
漬物(大) | 660円(税込) |
メニュー名(串もの) | 価格 |
豚レバー | 一串 各110円(税込) |
金柑(玉子)、あずき(玉子) | 一串 各121円(税込) |
かしわ、鳥モツ、砂肝、えんがわ | 一串 各143円(税込) |
豚タン、ヒナ皮、胸なんこつ、ひざなんこつ、せせり | 一串 各165円(税込) |
洋風つくね、豚串、トロ皮 | 一串 各198円(税込) |
手羽先、ししとう、ピーマン、長ネギ、しいたけ | 一串 各220円(税込) |
この他、限定品の “希少部位” が数量限定で提供されていることも‥。
また ドリンクメニューについては 以下のとおりとなっています。
メニュー名(ドリンク) | 価格 |
生ビール | 605円(税込) |
生ビール(小) | 330円(税込) |
瓶ビール(キリンラガー、サッポロクラシック) | 715円(税込) |
ノンアルコールビール | 495円(税込) |
鳩燗(男山酒造 佳撰) | 550円(税込) |
風のささやき(高砂酒造 純米酒) | 660円(税込) |
北の稲穂(男山酒造 特別本醸造) | 660円(税込) |
飲み比べセット(風のささやき、北の稲穂) | 660円(税込) |
ハイボール | 550円(税込) |
各サワー | 550円(税込) |
梅酒 | 550円(税込) |
焼酎 | 550円(税込) |
ワイン | 935円(税込) |
各ソフトドリンク | 385円(税込) |
中でも 直火で熱した アツアツの “鳩燗” が おすすめ!
日本酒が好きな方は、一度チャレンジしてみるのが いいと思いますよ。


ぎんねこのメニュー表は外税表記(2021年3月現在)
卓上の他、店内のあちこちに大きなメニュー表が掲示されています。
「焼鳥専門ぎんねこ」の 店内の雰囲気


カウンター席と 小上がり×2、奥にはテーブル席が数席
とても人気の “焼鳥専門ぎんねこ” ですが、店内は約20席と 広くはありません。
そのため時間帯などによっては混雑必至! 覚悟を決めて向かいましょう。
無事に中に入れた場合、広がるのは 昔なつかしい 昭和感満載な店内!



なぜか不思議と落ち着いてしまい、会話も思わずはずんでしまいます。


お店の奥にはテーブル席が数席
なお “ぎんねこ” は 予約不可なお店。
そのため並ばずにお店に入りたい場合は、来店予定の10分前くらいに お店に直接電話して確認しましょう。
「焼鳥専門ぎんねこ」は テイクアウトにも対応!


店内飲食の場合、会計時には 次回利用できる割引券が付与
“ぎんねこ” の焼鳥・新子焼きなどは、テイクアウトすることもできます!
テイクアウトを希望する場合は、事前の電話予約が便利。 来店時間に合わせて焼いてくれるので、待たずに受け取ることができるんです。
各焼鳥をはじめ、もちろん 新子焼き・ちゃっぷ焼き もテイクアウトの対象商品♪
これで 自宅でもおいしい新子焼きを楽しむことができちゃいますね。
▼ ぎんねこ の味を自宅で楽しめるタレ
「焼鳥専門ぎんねこ」への アクセス方法


古き良き昭和の面影が残る「5.7小路ふらりーと」
前述のとおり “焼鳥専門ぎんねこ” があるのは、“5.7小路ふらりーと” の北側角。
仕事帰りの会社員や 周辺ホテルの宿泊客が ふらりと立ち寄る横丁として、市民にも観光客にも親しまれている通りです。
電車で向かう場合


細い小路に 古き良きお店が何店舗も軒を連ねる
電車を利用して向かう場合は「JR 旭川駅」が 最寄りとなります。
電車を利用して向かう場合
- JR「旭川 駅」から 約1km、徒歩 約13分
(⇒ ルートを確認する)
旭川駅北口を出たら、“買物公園” をまっすぐ進むのが 分かりやすいと思います。
車で向かう場合と 駐車場について


ラーメンでおなじみ “蜂屋” なども軒を連ねる
「JR 旭川駅」から 車で向かう場合、所要時間は 以下のとおりとなります。
車で向かう場合
JR「旭川 駅」から 約1km、徒歩 約5分
(⇒ ルートを確認する)
旭川駅北口を出たら “宮下通り” の交差点を直進し、“緑橋通” をまっすぐ進みます。
“5条通” との交差点まで進んだら左折すると、すぐにお店が見えてくるはずです。
なお “焼鳥専門ぎんねこ” には 専用駐車場はありませんので、周辺にある時間貸し駐車場を利用しましょう。
「焼鳥専門ぎんねこ」まとめ
さて 今回は 焼鳥専門ぎんねこ について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
旭川のソウルフード “新子焼き” の老舗中の老舗で、一度は必ず行く価値あり!
現在も若き三代目が腕をふるっており、伝統の味はこの先も楽しめること間違いありません。



店舗情報 | |
【店名】 | 焼鳥専門 ぎんねこ |
【住所】 | 北海道旭川市五条通7丁目右6 5・7小路ふらりーと |
【電話番号】 | 0166-22-4604 |
【営業時間】 | 13:00~22:00 |
【定休日】 | 月曜 |
【駐車場】 | なし |
【キャッシュレス決済】 | 各カード可 |
【公式サイト】 | http://www.ginneko.co.jp/ |
【外部サイト】 | ぐるなび / ホットペッパー |
【地図を表示】 | グーグルマップはこちら |
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