札幌市時計台

がっかり名所とは言わせない!観光名所”札幌市時計台”の歴史と楽しみ方

2019-12-04

   

 

北海道の大都市といえば、もちろん「札幌市」

言わずと知れた繁華街 ”すすきの" や、"さっぽろ雪まつり" などの有名なイベントも数多く、北海道の ”食” や "観光" を目当てに国内外からたくさんの観光客が訪れます。

 

そんな札幌市の観光名所のひとつが「札幌市時計台」

札幌市のカントリーサインにも描かれている、まさに札幌の顔と呼べる建物です。

 

本記事ではそんな時計台の歴史や楽しみ方をご紹介!

これから時計台へ行こうと思っている方も、以前時計台に行ったことがあるという方も、本記事を読んで時計台に対する理解を深めて下さいね(^^)

 

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札幌のシンボル、札幌時計台の歴史

建設を進言したのは、あのクラーク博士!?

札幌市時計台の外観

 

”1878年” に作られた「札幌市時計台」。正式名称は ”旧札幌農学校演武場"

名前の通り ”札幌農学校” の演武場として、兵式訓練や各式典を行う場として使われてきました。

 

演武場建設を提言したのが札幌農学校初代教頭の「ウイリアム・スミス・クラーク」

”少年よ、大志をいだけ” で有名な、あのクラーク博士です。

 

クラーク博士が日本に滞在したのは約8ヶ月。

そのため演武場の建設計画は、2代目教頭の「ウイリアム・ホイーラー」を中心に行われました。

 

時計台の大時計が設置されるまで

札幌市時計台の外観

時計台の ”時計塔” は実はあとから取り付けられたもの!?

 

実は、完成当初の時計台には時計塔はついていませんでした。

 

時計塔設置の支持を出したのは、時計台の完成式に出席していた開拓長官 ”黒田清隆”

支持を受けたホイーラーは、アメリカの ”ハワード時計商会” から塔時計を取り寄せました。

 

しかし、これが大誤算‥。

予想より大きすぎて、そのままだと設置することができないという事態に‥。

 

塔時計は他の建物に取り付けることも検討されたそうですが、ホイーラーは ”演武場に塔時計を取り付け、札幌の標準時刻とすることの大切さ” を訴え、黒田清隆を説得。

大がかりな改修と費用をかけ、時計台に塔時計が設置されることとなったそうです。

 

時計台の中は、いったいどうなっているの?

時計台や札幌農学校の歴史が分かる1階展示スペース

時計台1階内部の展示フロア

時計台1階内部

 

”日本三大がっかり名所” の1つとしても有名な札幌市時計台。どうやらその理由は‥

 

  • ビルに囲まれ情緒がない
  • 想像よりも小さい
  • パンフなどでの紹介が素晴らしくて、現実とのギャップが大きい など

 

が、しかし!

そう思った方にほど、一度中に入ってみて欲しいのです!

なぜなら、中まで見学した人たちは満足して時計台を後にしている人が多い印象があるからです。

 

ちなみに入場料は大人200円(高校生以下 無料)。

観光地の入場料としては、お手頃な料金かと思います。

 

時計台建設当時の周辺状況の模型

時計台建設当時の周辺状況の模型

 

時計台1階は展示スペース。

 

写真は当時の札幌農学校の様子を表した模型。

他にも ”新渡戸稲造” などの農学校の卒業生や、クラーク博士を始めとしたアメリカからきた教師たちの紹介など、北海道の歴史を語る上で外すことのできない、興味深い展示内容が盛りだくさんです!

 

現在の時計台の位置と、当時の位置を比較

 

ちなみに現在の時計台の位置は、建築当初と若干異なります。

 

当時この場所にあった札幌農学校は、1903年に現在の北海道大学付近に移転。

その後札幌市が時計台を買い上げ、1906年に100mほど南の現在の場所へ曳家したそうです。

 

なお、当初時計台があった位置には「演武場跡」の石碑が建立されています。

歴史に興味のある方など、時計台の見学後に合わせて見てみるのも面白いかも知れませんよ。

 

当時の演武場の姿をそのままに、
コンサートホールとしても使用可能な2階ホール

時計台2階の多目的ホール

 

階段を上った2階は「多目的ホール」

見学者優先のため日中の貸出は行っていませんが、過去に音楽会・講演会・結婚式などが行われたことがあるそうです。

 

国の重要文化財である ”札幌市時計台” 。

そんな建物の中で行うイベントってとても贅沢!

なお使用時間・方法などに制限がありますので、使用を検討される場合は ”札幌市時計台条例” などで詳細を確認してみて下さいね。

 

時計台2階の多目的ホール

 

また2階には、時計台の ”塔時計” について学ぶことのできる展示が充実。

 

塔時計の取説が展示してあったり、実際に塔時計が動く様子を解説した映像が流れていたり、時計台についてより詳しく知ることができる内容となっていました。

 

当時からの姿をそのままに残す時計台
その仕組みを学ぼう

時計台と同じハワード社製の大時計

 

数ある展示内容の中で1番興味深いのがこちら。

時計台の塔時計と同じ、ハワード社製の塔時計です!

 

本物の塔時計が設置されている時計塔は立入禁止。

代わりにこちらに展示されている姉妹機で、塔時計の仕組みを勉強していきましょう!

 

時計台と同じハワード社製の大時計

 

塔時計の動力は重りの力を利用した "振り子式" 。

重りには当初から豊平川の石を使用し、電気などは使用していません。そのためワイヤーの巻き上げ作業ももちろん人力。

週2回必ず 運針用50kg・打鐘用150kg にもなる重りを巻き上げているのだそうです。

 

また設置された当時の姿をそのまま残しているのも特徴の1つ。

1881年以降に修理・交換されたのは、以下の消耗部品だけというから驚きです!

 

  • 重りを吊すワイヤー
  • 文字盤の木製の針
  • 欠けた歯車の歯2本
  • ネジ数本
  • 重り巻き上げハンドル軸1本

 

時計台の解説パネル

他にも詳しい展示がいっぱい!この続きは、ぜひ実際に目で見て確かめてみて下さいね!

 

インスタ映え!?
2017年新設の記念撮影スポット

時計台2階のクラーク博士像

 

見て下さい、この威風堂々としたたたずまい。

時計台2階のホールでは、記念撮影にピッタリなピッカピカな ”クラーク博士像” がお出迎え!

 

2017年に設置されたクラーク博士像は、2019年現在 札幌市時計台の管理運営を行っている ”エムエムエスマネージメントサービス社” が200万円をかけ製作、札幌市へ寄贈したものなのだそうです。

高さ135cmの合成樹脂製で、ベンチの隣に座って記念撮影ができることがポイント!観光客の声に答えた素晴らしい取り組みですね。

 

時計台2階のクラーク博士像

 

クラーク博士像といえば、北海道大学の敷地内にある胸像が有名ですよね。

また同じく札幌市の人気観光地 ”羊ヶ丘展望台” のクラーク博士像は、絶好の記念撮影スポットになっています。

 

関連記事クラーク像にヒツジの群れ‥「さっぽろ羊ヶ丘展望台」は あの ”嵐” も訪れた一大観光地

 

そしてここ札幌市時計台のクラーク像も、今後人気がでること間違いなし!

札幌観光の思い出にクラーク博士との素敵な一時を過ごしてみて下さい。

 

毎月16日は「札幌市民無料デー」!

札幌市民であれば見逃せないのが「札幌市民無料デー」

時計台の創建日 “10月16日” にちなんで、毎月16日は “札幌市民無料の日” となっています!

これは 札幌市民に “時計台” への愛着を持っていただくため。入口で住所などが確認できる “身分証明書” の提示が必要なので、忘れずに持参して下さいね!

 

さいごに

札幌市時計台外観

 

いかがでしたでしょうか。

 

札幌農学校の演武場として建設された札幌市時計台。

100年以上経った現在、今や名実共に札幌の顔となっています。

建物の規模としては小さく、派手さもありませんが、その背景にある歴史を知ることでより興味深く見学することができると思います。

 

なお ”サッポロビール” のロゴでお馴染みの五稜星★。

北海道開拓使のシンボルマークとしても知られており、ここ時計台や、その他歴史的な建物で目にする機会も多いはずです。

北海道の歴史を巡る時は、この五稜星に注目して探索してみるのも面白いと思いますよ。

 

札幌市時計台

【住 所】 北海道札幌市中央区北1条西2丁目
【電話番号】 011-231-0838
【営業時間】 8:45~17:10
【定休日】 1/1~1/3
【駐車場】 無し
【入場料】 大人200円 / 高校生以下無料
【公式HP】 http://sapporoshi-tokeidai.jp/

 

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tomo.

全道をドライブすること15年強、不動産業に従事するサラリーマンブロガー。道内173/179市町村を走破。許容走行距離は約700Km/日まで。自ら撮った写真を使ったブログを約10年執筆中。人込みは苦手で、特に誰も行かない様な穴場観光地が大好き。最近は北海道の歴史・碑などにも興味深々です。

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