ヤマシメcafe/積丹町/旧鰊番屋でタイムスリップランチ♪歴史を感じながら郷土料理でほっこり

2019-09-24

積丹町のグルメ といえば?

「うに丼」を思い浮かべる方が大多数ではないでしょうか。
今日は うにのシーズン以外にも食べられる、ちょっと変わった”郷土料理”をご紹介します♪

明治から昭和期にかけて、北海道有数のニシン場として栄えたここ積丹町。
その歴史を垣間見ることができる 「旧鰊番屋(にしんばんや)」の1階で営業しているのが、今回紹介する「ヤマシメcafe」さん。

ここでは、当時 ”やん衆(ニシン漁師)” たちが実際に食べていたお食事がいただけるんです!
見学してきた「旧鰊番屋(にしんばんや)」の内部も公開しますよ(^^)

【click!】「鰊番屋(にしんばんや)」とは?

漁夫が宿泊していた小屋のこと。
ここ「ヤマシメ番屋(旧福井邸)」には、当時主であった福井重次郎とその家族と共に、「やん衆」と呼ばれる雇い漁夫たちが住んでいた。

 

早速紹介します♪

明治時代に”やん衆”が食べていたものを
忠実に再現したメニューがこちら!

やん衆セット(三平汁&塩うに・サクラマスのおにぎり2個) 1400円
※土日限定メニュー

ヤマシメcafe/積丹町

まずは「三平汁」から

ほわぁ~♡
じんわり深旨!

まず感じるのが野菜の甘味。そこにぬか漬けされた「ニシン」のほのかな塩味が溶け出すことで深いうま味に。
味付けは昆布のダシ糠ニシンの塩味のみで、ふわっと海の香りが漂います。

特筆すべきは、ニシンの生臭さやクセがなく すっきりとしていること。
これは 旬の時期(3~4月)にとれたものをぬか漬けにし、越冬させたものを使っているから。

普段あまり馴染みがない という方にも飲みやすい「三平汁」でした。

 

ヤマシメcafe/積丹町

続いて「おにぎり」

衝撃的なエアリー感……!

口に入れた途端、ホロホロと広がるお米たちは、「おにぎり」であったことを忘れるほど。
お母さんを飛びこえて、”おばあちゃん”が握ってくれたかのような、懐の深い、深い優しさを感じます。

それもそのはず、味付けには塩を使わず岩海苔にお醤油を塗っただけ!
なるほど!この強い磯の味の理由はコレだったんですね。

やん衆が好んで食べたという、「たくあん」も手作り感満載で優しいお味。

 

ヤマシメcafe/積丹町

言わずも知れた特産品、積丹産うにで作った「塩うに」

ヤマシメcafe/積丹町

こちらは旬の「サクラマス」

「塩うに」は想像よりも遥かに塩味が控えめで水分量が多く、生うにと一般的な塩うにのちょうど間くらいの柔らかさ。
「サクラマス」も塩に頼っておらず、素材の濃厚な味が楽しめました。

3品全てに共通するのは調味料に頼っていないということ。
”自然なままの味を大切に、シンプルに”
先人の味覚はきっと、現代人とは比べ物にならないほど 研ぎ澄まされていたことでしょう。見習いたい……!

 

スパイスカレー チキン 850円

ヤマシメcafe/積丹町

カレールー不使用。トマトと玉ねぎがベースの無水カレー

ジューシーさが残るたっぷりの「鶏肉」。
後から後から追ってくる、「スパイス」の強さが生み出す 味の奥行き。

こちらもまた、専門店顔負けの美味しさでした(*^^*)

 

”月替わり”のメニューを見てみよう

ヤマシメcafe/積丹町

取材時(8月)のメニューがこちら

メニュー

【フード】

  • スパイスカレー チキン 850円
  • みそ汁 350円
  • おにぎり(サクラマス/自家製コンブの佃煮) 各300円
  • おにぎり(塩うに:積丹産) 600円
  • やん衆セット(おにぎり2個と三平汁)
    サクラマス&コンブの佃煮  900円/サクラマス&積丹産 塩うに  1400円
    ”やん衆セット”は土日限定。

【スイーツ】

  • コーヒーゼリー 500円
  • クリームあんみつ 600円

ドリンクメニューに「積丹ブルーカルピス」があったり、「クリームあんみつ」には積丹ブルーをイメージした青いゼリーが添えられていたり…
この地の特色を盛り込んだ映え系メニューも必見♪

 

ヤマシメcafe/積丹町

入ってすぐの黒板に写真がありました。綺麗なブルー♡

ドライブの合間の休憩に カフェ使いにもGOOD◎

 

フードの待ち時間は
旧鰊番屋の内部を2階まで見学するのがオススメ♪

ここ「ヤマシメ番屋(旧ヤマシメ福井邸)」は、明治末期に福井重次郎が建設した、積丹町に現存する数少ない鰊番屋の1つ。
昭和40年代後半から利用されていなかったそうですが、ニシン文化の伝承を目的に再利用が始まり、2016年からカフェの営業を行うようになりました。

 

ヤマシメcafe/積丹町

玄関に飾ってある立派な”のれん”はヤマシメ福井家の当時のもの

 

ヤマシメcafe/積丹町

奥がキッチンで1階全体がカフェになっている

ヤマシメcafe/積丹町

ここまで広くて立派な鰊番屋は道内有数

 

ヤマシメcafe/積丹町

1階の和室では”福井家”に関する展示も

ヤマシメcafe/積丹町

 

ヤマシメcafe/積丹町

贅沢に空間を使った客席

 

ヤマシメcafe/積丹町

2階では、漁最盛期に100人近くの人たちが寝起きしていたのだそう

道内各地で 数々の鰊番屋を見学してきましたが、2階まで公開しているところは初めてでした。しかも見学料金が  無料 ってすごい!

 

さいごに

ヤマシメcafe/積丹町

「ヤマシメCafe」さんの場所は、美国港からほど近く、積丹三大岬の1つ「黄金岬」からも徒歩約10分のところ。
「水中展望船ニューしゃこたん号」 乗船場駐車場からも徒歩圏内なので、待ち時間に訪れるのも◎

 

ヤマシメcafe/積丹町

駐車場は「ヤマシメ番屋(ヤマシメCafe)」の斜め向かい

 

ヤマシメcafe/積丹町

10年ほど前はボロボロだった建物。現在はこの通りキレイに修復されている

積丹の魅力に惹かれて札幌から移住してきた 女性店主の武田さんは、元積丹町の”地域おこし協力隊”。
ある日たまたま立ち寄った「ヤマシメ番屋」の趣と雰囲気に魅了され、2018年からヤマシメ番屋を切り盛りするようになりました。
夏は「うに丼」を求めてたくさんの人が来るけれど、食後にゆっくりできるお店が少なかったことが気になっていたのだとか。

「地域の特産物・文化をもとに、この地域を盛り上げたい」という武田さんは、積丹への愛も知識も超一流!♡

ここを目的にお出かけし、ぜひ武田さんからディープな積丹情報をGETしてみてくださいね(^_-)

10月まで営業しているので
秋の予定に「ヤマシメCafe」を組み込んでみては?♪

\ まだまだ北海道の行楽シーズンを、一緒に楽しみましょう(^^) /

 

ヤマシメcafe(澗-HIROMA-内)

【住 所】 北海道積丹郡積丹町大宇美国町字船潤39
【電話番号】 0135-44-2610
【営業時間】 11:00~16:00(営業期間は5月〜10月まで)
【定休日】 火曜、水曜
【駐車場】 あり
【公式HP】  HIROMA :
https://hiroma-shakotan.com/  ヤマシメcafe : https://website--255791135968564975628-cafe.business.site/
【Facebook】 http://u0u1.net/v9Oy
【Instagram】 https://www.instagram.com/hiroma.shakotan.2018/

 

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nao

15年前から北海道全域3000件以上を食べ歩く。 閉店する飲食店を減らすべくブログ「北海道食べ歩き日記」を開始。食を通じ、北海道を元気にするのが夢。テレビ番組『マツコ&有吉かりそめ天国』、『今日ドキッ!』出演経験有。

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