厚沢部町の日本初!英国原産のジャガイモ「メークイン」の発祥の地に建つ記念碑!

2019-02-05

じゃがいもの品種の一つ「メークイン」
長い楕円形をしており、くぼみが浅いため皮が向きやすいという特徴があります。また煮くずれがしずらいので、カレーやシチューなどの煮込み料理に最適。食卓にかかせない食材の一つとして広く知られています。

そんなメークインが日本で初めて栽培された地が北海道にありました。場所は道南の「厚沢部町」。町の一角には、メークイン栽培の歴史をたたえた「メークイン発祥の地記念碑」が建立されています。今回はこの記念碑と、メークインという品種の誕生の歴史をご紹介します。

 

メークイン発祥の地碑がある場所は?

メークイン発祥の地碑

JA新はこだて厚沢部支店の裏にあります

メークイン発祥の地記念碑があるのは「JA新はこだて 厚沢部支店」の一角。建物に向かって右側の通路を進み、裏にある駐車場の脇に碑があります。向かう場合は、厚沢部川の側にあるスーパーマーケット「Aコープ」を目指して下さい。Aコープのすぐ隣がJA新はこだて厚沢部支店となります。

 

メークイン発祥の地碑

碑があるのは建物裏の駐車場の一角

駐車場の脇と言っても、碑が立っているのは建物の敷地の中。見学の際には職員の方などが駐車場を使用する邪魔にならない様な配慮が必要です。また出入りする車にも十分に気をつけて下さい。

 

厚沢部町でのメークイン栽培の歴史

メークイン発祥の地碑

厚沢部町のメークイン発祥の地碑

メークインはイギリス原産のじゃがいも。
低温で保存しておくと、甘みが増える性質があります。また病気などに対する抵抗力は弱く、栽培するのが難しいことも知られている品種です。そのためメークインは、現在のイギリスではほぼ生産されていないそうです。

 

メークイン発祥の地碑

碑の表側

日本にメークインが渡ってきたのは大正初期のころでした。
1910年に開設された施設「北海道庁桧山農事試作場」(現在は廃止)で、1925年に初めてメークインの試験栽培が行われ、檜山地域の推奨品種となりました。

かつて北海道庁桧山農事試作場があったのが厚沢部町。
戦時中の食料統制下では食用のじゃがいもは男爵いもに統一され、栽培が難しいメークインを表立って栽培することはありませんでしたが、戦後に食料事情が安定した後、関西方面で人気がでたことで全国に広まって行ったそうです。

 

メークイン発祥の地碑、建立の経緯

メークイン発祥の地碑

厚沢部町のメークインは、肥培管理や品種改良などを重ね今日に至ります。その生産の努力や功績をたたえ、また農協の30周年を記念して1976年に建立されたのが、このメークイン発祥の地碑記念碑となります。

碑の台座には、厚沢部町のメークインの歴史が刻まれていました。内容は以下に転記します。

本碑建立の地は北海道庁立檜山農事試作場(明治四十三年(1910)設立(昭和三十九年(1963)廃止)の跡地である。「メークイン」の原産は英国といわれ本町はアスナロ桧の北限トド松の南限に位し、之が適地として昭和九年(1934)始めて●場に試作された。●業四十有余年改良増殖され今や「厚沢部メークイン」の銘柄声価は種子・食用共に全国津々浦々に絶賛を博している。
「厚沢部メークイン」の今日あるは先覚各位の長年月に亘る汗と努力の結晶であり、なかんずく之が生産指導と、消流に生涯をかけた福井伝一郎氏(昭和四十九年(1974)十二月没行年六十二才)の努力を特筆したい。
農協発足三十周年に当たり、本碑を建立し、その由縁を録し先首の功績を讃えるものである。

昭和五十一年十一月十九日
厚沢部町農業協同組合

※ ●はどの様な字体か判別できなかった箇所です。わかる方、教えて下さい‥。

 

最後に

厚沢部町に建っていたのは、じゃがいもの品種の一つ「メークイン」の歴史が刻まれた碑でした。今でこそ男爵と人気を2分する品種ですが、その歴史はまだ浅い様です。しかし短期間にこれだけ広まったということは、たくさんの人に指示されてきた証。道の駅「あっさぶ」などではメークインの販売の他、メークインを使ったアツアツのコロッケの販売も行っているので、お立ち寄りの際には厚沢部町の美味しいメークインを食べてみて下さいね!

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メークイン発祥の地記念碑

【住 所】 北海道檜山郡厚沢部町字新町
【電話番号】 0139-64-3311(厚沢部町教育委員会)

 

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tomo.

全道をドライブすること15年強、不動産業に従事するサラリーマンブロガー。道内173/179市町村を走破。許容走行距離は約700Km/日まで。自ら撮った写真を使ったブログを約10年執筆中。人込みは苦手で、特に誰も行かない様な穴場観光地が大好き。最近は北海道の歴史・碑などにも興味深々です。

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