馬追の名水

札幌から車で約1時間‥、長沼町の私設湧水スポット「馬追の名水」!馬追山の恵みを体中で味わおう!

札幌から車で1時間ほどの「長沼町」
道内でも有数の米どころで、29年産米の食味ランキングでも特Aを受賞した「ゆめぴりか」「ななつぼし」などの米の栽培も行っています。またお米が美味しいのはもちろん、ジンギスカンやどぶろくなどの特産品にも力を入れています。

今回取り上げたのは、そんな長沼町にある有数の湧水スポット。「マオイオートランド」から程近くにある「馬追の名水」をご紹介します。

 

事前にしっかり確認を!長沼町の馬追の名水への行き方!

馬追の名水

馬追の名水

馬追の名水は、キャンプ場や「長沼温泉」などが集まった長沼町の施設「マオイオートランド」から程近くにあります。取水場の前には10台くらいは停めることができそうな駐車場もありました。駐車場から取水場までの距離は徒歩1分もかからないくらいで、汲んだ水の運搬もラクラクです。

 

マオイオートランドから向かう場合は、敷地内を南側の出入口から出て左折し「DHC長沼工場」の前を通り過ぎます。すぐ先に見えてくるのは青看板のある交差点。左折で「長沼分屯基地」、右折で「由仁町」へ向かう「道道1008号線」へと続きます。この交差点を曲がらず直進して下さい。そのまま突き当たりまで車を走らせると「馬追の名水」が見えてきます。

 

天然の湧水、馬追の名水を汲んでいこう!

馬追の名水

馬追の名水の取水口は、全部で3ヶ所ありました。
しかし訪問時は前の方が1組で3ヶ所全てを使用中‥。なかなか水を飲むことができませんでした。それもそのはず、それぞれ水量が多くはないので、タンク1つが満タンになるまで5分ほどかかっていた様です。

少し前方にあった2又の水道管からは、本当に水がチョロチョロとしかでていませんでした。
500mmのペットボトルが満タンになるまでに1~2分もかかるくらいです。水量が足りないので、水道管の上2/3が空洞となり汚れていました。あとで分かりましたが、ここは正規の取水口ではなかった様です。

 

馬追の名水

水量が多くないのは、水源からの湧出量が少なくなってきているから。
更に年々水量は減ってきているそうで、取水口も水が流しっぱなしにではなく、レバーをひねることで一度タンクに溜まった水が流れてくる仕組みです。夜間給水も禁止の様で、取水時間は7時~19時まで。 資源を守るのも一苦労です。

 

馬追の名水

なお「馬追の名水」は公営の取水場ではなく私営の取水場となり、個人の私有地にあります。またこの場所から水が湧いている訳ではなく、更に4km先にある水源から水を引っ張ってきているそうです。管理をしているのは、土地所有者の石尾さんという方と地元の名水友の会の方。無償で管理を行っていますが、それでも施設の維持・管理に必要な費用が不足しているとのこと。確かに若干荒れてる感は否めないので、使用毎に現地の募金箱への募金をお願いします。

 

名水情報板を確認して、より詳しく知ってみよう!

馬追の名水

こちらは「馬追の名水情報板」。
馬追の名水10周年を記念して2003年に建てられた掲示板です。昔の新聞の切り抜きや水質情報などが掲示されています。

 

馬追の名水

新聞の切り抜きは、2003年に北海道新聞で紹介された際の記事。
土地の所有者石尾さんが自家用に引いていた湧水を一般開放したことが始まりだとか、マナーの悪い客への対策や施設維持管理のために2003年時点で計200万円がかかっていることなどが書かれていました。

 

馬追の名水

敷地内でのマナーに関しての記載もありました。私有地で水を汲ませていただいている以上、必ず抑えておきたいところですので、以下に記載します。全て当たり前のことが書かれていましたが、行かれる際には必ずマナーを守ってのご利用をお願いします。

  • ゴミを投げないで下さい。
  • 灰皿をご持参していない方以外は禁煙です。
  • 犬や猫などを連れて水汲み場に入らないで下さい。
  • 捨て猫・捨て犬や、犬猫の糞尿の入った砂を駐車場に投げていく行為の禁止。

 

馬追の名水

左の図面は、源水からこの場所までの水の引き込み図。
見る限り取水場の手前に10トンの第2水槽があり、わたし達はそこに溜まった水を汲むことができる様です。なお先ほどの2又の水道管はオーバーフローパイプ。要は水槽から溢れた水を逃がすためのパイプだった様です。どおりで水量が弱い訳でした‥。

水質検査の結果なども貼られていましたので、興味のある方は水を汲む前にご確認下さい。

 

馬追の名水

2013年の北海道新聞の切り抜きには、この土地の所有者石尾さんが85歳でお亡くなりになったという記事が掲載されていました。現在は石尾さんのご長男がその意志を引き継ぎ、この名水を守っているそうです。

 

最後に

札幌からも程近い長沼町の湧水スポット「馬追の名水」。
ちょっと荒れてる感じは否めなかったですが、馬追山のふもとという最高のロケーション。たっぷりな自然に囲まれ終始心地が良かったです。私有地にある取水場なので訪問の際にはマナーを守り、取水口を独占せずキレイに使いましょう。

 

馬追の名水

【住 所】 北海道長沼町東8線北3番地
【営業時間】7時~17時まで
【駐車場】 あり

※ 生水のため、引用は自己責任でお願いします。

 

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tomo.

全道をドライブすること15年強、不動産業に従事するサラリーマンブロガー。道内173/179市町村を走破。許容走行距離は約700Km/日まで。自ら撮った写真を使ったブログを約10年執筆中。人込みは苦手で、特に誰も行かない様な穴場観光地が大好き。最近は北海道の歴史・碑などにも興味深々です。

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